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めぇでるコラム 2015年9月アーカイブ

さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>ご家庭で楽しくできる受験準備(3)養ってほしい数感覚 2

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        「めぇでる教育研究所」発行
 さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
             第10号
 現年中児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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ご家庭で楽しくできる受験準備
★★養ってほしい数感覚 2 ★★
 
[アバウトから正確に] 
さて、何回も続けていく内に、お子さんは、たとえば10と5では、10の方
が多いとわかると、今度は数字で多少の判定をはじめます。
そこまでわかってきましたら、「では、いくつ違いますかゲーム」に切り替え
ましょう。
ゲームのやり方は、同じです。
 
最初は、同じマークから始めましょう。
1枚ずつカードをめくり、お子さんが8、お母さんは3が出たとします。
お子さんは、「ぼくの勝ち!」と宣言して、その違いを調べます。
この場合も、[8-3=5]ではなく、数の少ない方のカード[3]を覚え、
数の多い[8]のカードのマークを3個、指で押さえて隠します。
そして残ったマークを数え、「ぼくの方が5個多い」と、必ず、言葉で判定結
果を言うようにします。
 
今度は、お子さんのカードが4、お母さんのカードが7で、お母さんが勝った
場合も、 「ぼくの負け!」とお子さんに宣言をさせ、お母さんのカード[7]
を使い、4個を指で押さえ、残ったマークを数えて、「ぼくの方が3個少ない」
とお子さんに判定させ、結果を言うようにします。
お母さんは、一切、言葉をはさむ必要はありません。
正解の場合は「ピン、ポン!」、間違った場合は「ブッ、ブー!」と警告する
程度にし、ゲームの進行は、お子さんに任せます。
このゲームは、正確に「いくつ違うか」を判定するものですから、スピードは
必要ありません。
先程も触れましたが、[10と9]、[8と7と6]のカードでは、マークの
配列が[4と3]の違いに気づけば、どこをどう押さえて隠せばよいかもわか
り、真ん中のマークの数だけで判定できるようになると、自然とスピードアッ
プしますが、答えは、必ず、口頭でキチンと言えるようにします。
4種類のカードをまぜてやるのは大変ですから、2種類、10回戦で十分です
が、お子さんが希望する場合は挑戦してみましょう。
 
これができるようになれば、次に同じマークのカードを4枚並べ、「一番多い
ものと少ないもの」を見分けるゲームをやってみましょう。
指でさして、答えさせます。
これも直感で判定させたいのですが、ここまで、かなりゲームの量をこなした
ことになりますから、数字とマークの数の関係で、わかるお子さんも出てくる
でしょう。
 
例えば、[5、3、7、9]のカードが、並んだとします。
「9が一番多くて、3が一番少ない」
と、数字でいえるようになれば、もう、カードでのゲームは、卒業してもいい
でしょう。
 
ところで、数字は抽象的ですから、数詞がつかなければ、幼児には具体的な数
は、わかりにくいものです。
[1]といってわからないことでも、「りんごが1個」となると、頭にりんご
が1個浮かび、具体的な数を把握できるわけです。
トランプは、5のカードであれば、数字の5とマークが5個ありますから、抽
象的な数字をマーク5個で具体的に表しています。
小学校の入試では、数字を使った計算はやりません。
ですから、1は○が1個、2は○が2個、10は○が10個であることが理解
できれば、十分なのです。
数の多少がわかれば、トランプでのゲームを卒業し、数字のない遊びへ進みま
す。
しかし、お子さんがゲームを面白がるようでしたら、楽しみながら続けてあげ
ましょう。
 
ここまで進むと、数字を書きたいお子さんも出てくるでしょう。
その場合、[0・5・7・8・9]の書き順を、きちんと教えてください。0
は左上から左回りで書き、下から右回り、時計回りで書くのは○(マル)です。
8は〇を2個縦に書きがちで、自己流で覚えてしまうと、直すことになります
から、小学生になってから苦労します。
そして、数字を覚えても、問題集や模擬テストなどでは、「絶対に数字を使っ
て答えてはいけない」と約束しましょう。答が合っていても、得点にはならな
いからです。当然のことですが、入学試験で数字を使って答えては、絶対に合
格しません。設問のどこにも、数字で答えなさいとの指示はないからです。新
しいことを覚えると、つい、使いたくなるものです。ここで、きちんと押さえ
ておきましょう。
 
次の遊びは、お母さんが教材を作ります。
トランプより少し大きい長四角のカードを20枚(1から10まで各2枚ずつ)
作り、ハートやスペードの代わりに●で表します。
トランプに慣れていますから、最初はマークと同じ配置にしましょう。
慣れてきたら、市販されている問題集などを参考に、オリジナルカードを作っ
てあげましょう。
市販されているシールを貼って作ると、きれいなカードができます。
 
最初のゲームは、直感で見分けた「多少の違い」をやってみましょう。
今度は数字がありませんから、直感が頼りです。
きちんと見分けられれば、「いくつ違うか」のゲームに挑戦しましょう。
今度は、トランプより大きいですから、答えも出しやすいと思います。
 
それもできるようになれば、4枚並べ、直感で「一番多いものと、一番少ない
もの」を当てるゲームに進みますが、お母さんが意図的にカードの配置をした
方がいいと思います。
[1・2・3・4][1・10・5・8]のように、[1と10]が入ったも
のばかりでは、緊張感に欠けるからです。カードをうまくアレンジしてあげま
しょう。
市販されている「数量の問題集」などを参考にされるのもいいですが、難易度
を考えて選んでください。
 
慣れてきましたら、「二番目に多いものと、二番目に少ないもの」に挑戦して
みましょう。
やり方は「一番多いものを見つけ、それより少ないものが二番目」になり、
「一番少ないものを見つけ、それより多いものが二番目に少ないもの」になり
ます。
最初は戸惑うかもしれませんが、あくまでもゲーム感覚で、楽しみながらやっ
てください。
 
幼児の場合は、何事においても誕生日、生まれ月を考慮する必要があります。
衣服の着脱、歯磨き洗顔などの基本的な生活習慣はもちろんのこと、こういっ
た遊びを通
した知的なトレーニングにも、十分に注意してほしいと思います。
「隣のケンちゃんができるのに、なぜ、うちの子はできないのかしら」
と思う前に、必ず、生まれ月を考えましょう。
早生まれのお子さんには、無理をしないように気をつけてください。
「できなくても、できるまで待ってあげる」、この気持ちが大切です。
 
お子さんのおむつを外すとき、お母さん方はどうしましたか。
粗相をしても、叱り飛ばさなかったはずです。
その心は、「まだ、できないから待ってあげる」であり、その心は「今に、必
ずできる」ではなかったでしょうか。
待ってくれたから、お子さんは期待に応えたのです。
 
知的な能力の開発も、同じです。
いや、知的なことだけに慎重な対応が必要なのです。
できなくても、あせる必要はありません。
幼児は、体験を積んでいないからできない場合が多く、決して能力だけに問題
があるわけではありません。
いろいろと体験させ、待ってあげましょう。
待ってあげるお母さんのやさしい心が、必ず、できるように導くからです。
待ってあげるやさしい思いやりから、頑張る意欲は育ってきます。
お子さんの、今ある姿を見て、自信を持ちましょう。
           
こういった遊びで、十分に数感を養ってから、○を使った数の多少、和(合わ
せていくつ)、差(いくつ違うか)、対応(いくつ必要か)、分割(分けると
いくつ)といった問題に進むのが、幼児にふさわしい算数の学習であることを、
ご理解いただけたのではないでしょうか。
ゆっくり、じっくり、しっかりと、ゲーム感覚で楽しんでください。
 
最後に、トランプの絵札は、普通、11はJ、12はQ、13はKとアルファ
ベットで表されています。
Kはキングで王さま、Qはクイーンで王女さまの頭文字であることはわかりま
すが、Jは何を表しているのでしょうか。
これは、「ジャック」という名前の頭文字からとったものだそうです。
ジャックとは、イギリスではありふれた名前の代名詞で、日本では「太郎」に
あたると考えればわかりやすいでしょう。
よくある名前を付けることで、名もない一兵士を象徴させているそうです。
騎士道の精神ではないでしょうか。
そういえば、中学一年で習い始めた英語のテキストは、「JACK AND 
BETTY」だと記憶していますが、ベティーは「花子」にあたるとすれば、
「太郎と花子」になるわけですね。
フルネームは、JACK JONESとBETTY SMITHでしたから、JONESとSMITHは、
鈴木さんや小林さんになるかどうかは、定かではありません(笑)。
 
猛暑から一転して涼しい毎日、幼稚園も始まりました。体調を崩さないように
注意してあげましょう。
(次回は、「第二の脳を鍛えましょう1」についてお話しましょう)
 

さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>ご家庭で楽しくできる受験準備(3)養ってほしい数感覚 1

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        「めぇでる教育研究所」発行
 さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
             第9号
 現年中児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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ご家庭で楽しくできる受験準備
(3)養ってほしい数感覚 1
 
[数感はアバウトの感覚から]   
奇妙なタイトルだと思われるかもしれませんが、「話の記憶」と共に、ほとん
どの学校で出題されている「数量」の問題に対処するには、語感と同様に数感
を養っておくことが大切です。
受験準備となると、すぐに問題集を使用した勉強と考えられがちですが、幼児
の場合は、その前にやらなければならないことがあります。
物を使った具体物での学習です。
これをきちんと体験しておかないと、「勉強は記憶に頼るもの」となり、幼児
にとっては、つらい受験準備となりがちだからです。
前にもお話しました「学習と勉強の違い」を思い出してください。
特に、年中から年長にかかる時期には、教える人、特にお母さん方は、「すず
めの学校の先生」にならない注意が必要です。
 
トランプを用意してください。
トランプはさいころと共に、数感を養うすぐれた教具です。
問題集に取り組む前に、数に関する感性、数感を鍛えておきましょう。
「数感教育」の大切なことを教えてくれたのは、香川大学名誉教授の小林先生
でした。
後で紹介しますが、「幼稚園の年長さんでもつるかめ算を解きますよ」と、実
に衝撃的な学習の仕方を教えてくれた先生です。
 
その時のことです。
「2才の幼児でも数がわかるよ」と、2つのさいころを使った、面白い遊びを
見せてくださったのです。
幼児が、さいころをふると6が出ました。
次に先生がふると3が出たのです。
すると先生は、
「キミの勝ちだよ」
といって、幼児に勝ったことを教えます。
最初は、きょとんとしていましたが、数回続けているうちに、どうやら、たく
さん黒丸のある方が勝ちであることが、幼児にもわかってきました。
しばらくすると、先生がいわなくても、
「ぼくの勝ち?」
といい始めました。
数字を使った引き算ができなくても、「数の多少」を理解できるのです。
1と6であれば、●と●●●●●●であり、2と3のときは●●と●●●で、
子どもの頭の中は、おそらく、「6の方に黒い丸がたくさんあるぞ!」であり、
2と3のときは、「3の方が少しだけ多いかな?」といった、おおよその見当、
推量であり、「アバウト(about)の感覚」なのです。
見た感じで「どっちが多いかな」と直感力で判断するわけです。
大切なのは、この直感力を培うことです。
 
例えば、2枚のお皿にクッキーを5個と4個に分けて入れておき、お子さんに、
「多い方をとっていいよ」
といったときに、数えずに5個入ったお皿をとれば、直感力は順調に発達して
いるといえます。
おやつの時に試してみましょう。数の多少を見分ける力が身についているかが
わかります。
 
この直感力を鍛える遊びを紹介しましょう。
数えなければ不安で、答えを出せない子ども達と、よく一緒に遊んだゲームで
す。
トランプは、4種類のマークの数と同じ数字が書かれていますから、これを利
用します。
まず、1から10までのカードを用意してください。
1はA、エース(ACE)のAとマークが1個しかありませんが、1個だけ書かれ
ていますから、1と説明します。
そして、マークの数を数えながら、1から10まで並べ、マークの数と数字は
同じであることを確かめます。
この時の数え方は、「イチ、ニ、サン」と漢語読み、音読みにします。11・
12・13と10以上の数え方にも対応できるからです。なお、7は掛け算を
思い出してください、「シチ」です。
 
最初は、ハートのマーク1組でいいでしょう。
よくきって積み上げ、ジャンケンで順番を決め、1枚ずつめくり、勝ち負けを
争います。
例えば、お子さんが先にめくり8が出たとします。
お母さんがめくると4が出たとします。
そこで、どちらが勝ったかお子さんに聞きます。
そのとき、[8-4=4]でお子さんの勝ちとするわけではありません。
また、ハートの数を数えて、8個と4個ですから、多い方の8のカードを4個
押さえ、8の方が4個多いとするのでもありません。
数の多少を、見た感じ、直感で決めることを約束します。
初めは戸惑いもあるでしょうが、やっている内に、トランプのマークの並び方
に、ある決まりがあることがわかるはずです。
それに気づけば、瞬時に判断できるようになるでしょう。
 
間違えたときは、「ブッ、ブー」と警告をします。
答を教える必要はありません。カードは2枚ですから、すぐわかります。勝者
が2枚のカードをもらえます。これを繰り返していると、直感で見分けられる
ようになり、数えなくては不安であったことも解消できます。 
 
終わったところで、お互いのカードを2段に並べて比べます。
 
お子さんのカード □□□□□□
         ││││
お母さんのカード □□□□
 
1対1対応で差が出ますから、計算しなくても、その差が答えになります。
 
直感で判断することに慣れれば、カードを増やしましょう。
ハートとダイヤといった組合せがいいでしょう。
マークの色が違うと混乱する場合もあるからです。
10枚増えると5回戦から10回戦になり、慣れてくればスピードもあがりま
す。
 
次に、スペードとクローバーでやってみましょう。
形や色が違っても、数は同じであることがわかれば、いよいよ4組のカードを
使います。
40枚で争いますからゲームとしても面白くなり、スピードがあがれば集中力
も働き、俊敏な判断力もついてきます。
 
40枚になると、結果を判定するのに、横に並べるのも大変ですから、一工夫
します。 
お互いに自分で取ったカードを1枚ずつ置きながら、5枚単位で段を作ります。
5枚で一固まりに分ける習慣がつくと、数の合成、分解にも役立ちますし、算
数の足し算、引き算の計算に、すぐに対応できます。
どちらかの手持ちがなくなったときにストップをかけ、そこから「1枚、2枚」
と数え勝負を決めます。
下の図のように、■のカードの部分で、8対0でお子さんの勝ちとなります。
   お子さんのカード          お母さんのカード
   □□□□□ □□□□□        □□□□□ □□□□□ 
   □□□□□ □■■■■        □□□□□ □
   ■■■■
5枚の固まりに分けるのに慣れれば、10の固まりで数えてみましょう。
算数の勉強で最初につまずく、繰り上がりや繰り下がりの計算にも、スムーズ
に対応できます。
余談になりますが、このカードの並べ方を、あまり手先の器用ではないお子さ
んにさせると、面白がってやることから優れたトレーニングになり、効果も期
待できます。
 
本題に戻って、過去の入試問題集などで、例えば、
「みかん10個と8個の絵があり、多い方に○をつけなさい」
といった多少の判定をする問題が5問あり、制限時間は15秒であれば、1つ
1つ数えていては、とても時間内に終わりません。
学校側が知りたいのは、計算して答えを出すのではなく、「直感力が養われて
いるか」ではないでしょうか。
 
数の多少だけではありません。
2枚のハンバーグや2つのコップに入ったジュースを見て、
「ぼくの方が小さいじゃん!」
「私の方が少ないわ!」
とこだわるのは、アバウトの感覚で「量の違い」を見分けているのであり、決
して卑しいのではなく、直感力が順調に養われている証(あかし)ですから心
配ありません。
 
この違いを小学校へ入ってから「数」は加減乗除で、「量」はデシリットル
(dl)、リットル(l)、「重さ」はグラム(g)、キログラム(kg)、
「長さ」はセンチメートル(cm)、メートル(m)、キロメートル(km)
と正確な計算、単位として学んでいくわけです。
年中から年長の頃は、直感で見分ける機会をたくさん持つことが大切です。
なぜなら、「直感は、経験の積み重ねで養われる力」だからです。
 
急に涼しくなりました。近くにある芋畑も葉が青々と茂り、園児たちが芋掘
りにやって来ます。コスモスも咲き始めました。秋の気配にホッとしていま
す。
(次回は、「養ってほしい数感覚 2」についてお話しましょう) 
 
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さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>ご家庭で楽しくできる受験準備(2)「話の読み聞かせ」のすばらしい効用 2

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        「めぇでる教育研究所」発行
 さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
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ご家庭で楽しくできる受験準備
 (2)「話の読み聞かせ」のすばらしい効用 2
 
前回お話しましたように、話の読み聞かせは、「語彙」を増やし、「イメージ
をふくらます空想力や想像力」、「話を聞く力」、「構成力や思考力」、「表
現力」、「物事に取り組む意欲」といった能力の開発に、はかりしれない影響
を与えています。
しかも、誰かに命令され、要求されて、やっているわけではありません。
子どもは、自発的に、積極的に楽しみながら能力を培っているのです。
 
これだけではありません。
さらにもっとすばらしい能力の開発に貢献しているのです。
しかもそれは、小学校の入学試験で、重要なものばかりなのです。
 
「竜宮城って面白い所だな。絵に描いてみようかな?」
となると、絵画の領域です。
ファンタジーの世界で夢もふくらみます。
絵を描こうとする動機は純粋です。
幼児にとって、この「……かな?」と思ったときが、好奇心の芽を育む、絶好
のチャンスなのです。
「小学校の入学試験に、絵を描かせる学校があるから、絵画教室へ行きましょ
う」
これでは、動機が不純です。
絵を描くことが好きになれるとは思えません。
これは何も絵だけではなく、ピアノや英会話といった早期教育にも同じことが
いえるのではないでしょうか。
応接間の飾りものになっているピアノを見かけますが、ショパンやリストの名
曲を弾いてほしいと、怒っているかもしれませんね。
 
ところで、最近、絵を描くことを、嫌がる子どもが増えていると聞きます。
その原因は、想像力が培われる前に、大人の求める望ましい上手な絵を描くこ
とを、期待するからではないでしょうか。
感性が磨かれていなければ、絵は描けません。
 
[(環境+五感が受けた刺激)×(好奇心+観察力)÷そしゃく力=描かれた絵]
 
妙な式らしきものですが、冗談です。
専門家の先生方に、叱り飛ばされますね。
でも、感性は、子ども自身が、与えられた環境の中で、自らの力で養ってきた
自前の性能ではないかといいたいのです。
親が、注文をつけ始めると、面白くない絵になると思います。
そこには、子どもにはない、大人の感性が入り込むからではないでしょうか。
どなたがおっしゃったのかわかりませんが、大人の手垢のついた絵です。
 
まだ、あります。
昔話をはじめ、子どもの読む本は、善いことを勧め、悪いものを懲らしめる
「勧善懲悪」から成り立っています。
正義は、必ず勝ちます。
倫理、道徳、善悪について、襟を正して教えなくても、きちんと学習していま
す。
いってみれば、お子さま用の「修身、道徳講座」です。
「情操教育の基礎、基本」を学習しています。
このことです……。
    
これからは、わたし流の勝手な解釈ですから、深く詮索なさらずに、さらっと
読み流してください。
3歳頃から、自立が始まります。
そして、毎日、いろいろな経験をしながら、さまざまな感情も培われてきます。
これが、情緒です。
未分化であった情緒が、5歳頃から分化されます。
 
今までは、いってみれば、玩具箱の中に乱雑に入れられていた玩具が、「自動
車はここ」、「縫いぐるみはこっち」、「ままごと道具はあっち」というよう
に、次第に整理される状態になるのです。
まだ、整然とはいきませんが。
つまり、未分化だった情緒が分化され、大人にみられる情緒が表われてきます。
喜び、悲しみ、怒り、恐れ、心配、快いといった情緒です。
ついこの間までは、嬉しくても、悲しくても、お腹がすいても、泣くしか表現
できなかったことを思えば、格段の進歩です。
 
ですから、いろいろな話を聞き、喜怒哀楽など心の動きを誘い起こされ、幼い
なりに、自我を作っていると思います。
大胆にいえば、正しいこと、悪いことの分別を学習しているのです。
修身、道徳講座のシミュレーション学習ではないでしょうか。
 
まだ、あります。
これがもっとも大切だと思います。
お母さんが感情をこめて読んであげると、子どもは真剣に聞きます。
気持ちをこめて聞くものです。
そこから、人の話を静かに、行儀よく聞く姿勢が身につきます。
これは、小学校へ入って勉強するために、きちんと身につけておきたい「基本
的な学習態度、心構え」です。
話が聞けないようでは、いくら漢字が読めても、足し算や引き算ができ、九九
をそらんじていても、学習効果をあげることはできません。
小学校の先生方に聞いてみると、みなさん、そうおっしゃっています。
それほど、話を聞く姿勢を身につけることは、大切なのです。
 
小学校の入学試験も、同じです。
大切なことですから繰り返しますが、ペーパーテストには、答えは書いてあり
ますが、どこにも設問はありません。
話を聞いていなければ、何も答えられません。
行動観察型や他の試験も同じです。
話をきちんと聞き、理解していなければ、どうにもなりません。
合否の鍵は、「話を聞く姿勢ができているかどうか」にかかっているのです。
 
それを、あまり本を読んであげずに、
「人の話は、きちんと聞きなさいと、いつもいっているでしょう、お母さんは!」
恐い顔をして、厳しく、何十回いっても、無駄です。
子どもは、自分の好きな本を読んでもらい、静かに聞くことで、話を聞く姿勢
を、意識することなく、身につける訓練になっているのです。
話を聞けない子になる原因の一つに、話を聞きたがる大切な時期に、読み聞か
せが少なかったことも、あるのではないでしょうか。
 
さらにすごいと思うのは、前にも少し触れましたが、
「言語能力を高めるためのお勉強ですよ!」
といった意識は、お母さんにも子どもにも、まったくないはずです。
自主的に、積極的に、しかも楽しく学習しています。
これこそ「教えない教育」のもっとも効果的な方法ではないでしょうか。
「教えない教育」とは、誤解を恐れず、わたし流にいえば、「本人は勉強だと
思わないのに、ものすごい勉強をしている」ことです。
何かを学ぼうとする気持ち、「学習意欲」が身につきます。
 
しつこいですけれども、まだ、あります。
お母さんの表情豊かな、優しい語りかけが、何よりのスキンシップとなります。
ですから、子どもの好きな本をたくさん読んであげるお母さんは、子どもに慕
われます。
それは、お母さんとお子さんが、同じ土俵に上がり、同じ気持ちで、物語の世
界を楽しんでいるからです。
お母さん方は、こんな荒唐無稽な話などありえないと思っても、また、少し抵
抗を感じる言葉があっても一切、無視して、子どものレベルに合わせて読んで
あげています。
視線は同じ高さですから、心が通うのです。
視線の高さが違ってくると、命令と忍従の関係になりがちで、そこには、教え
てあげるという姿勢が表われ、子どもがもっとも嫌う母親に変身するからです。
 
しかし、一つだけいっておきましょう。
いくら本の読みきかせがすばらしいといっても、お子さんが興味を示さない本
では、あまり効果はありません。
「少年少女 世界名作全集 全十巻」など買いそろえても、無駄かもしれませ
んね。
「本当は、『かちかち山』の話をしてほしかったのに……」
こういったずれは、小さいときからありがちです。
気をつかってください、無神経は駄目です。
 
一緒に図書館へ行って、最初は、お母さんが選んであげ、あとは、お子さんに
任せてみましょう。
そして、お子さんが選んだ本は、たとえ年齢にふさわしくない幼い内容であっ
ても、いやな顔をせずに読んであげ、自分で選べたことをほめましょう。
それから、お母さんの勧める本を選んであげる、こういった手続きも必要です。
読書の芽は、自主的に育まれなければ、親が期待するように育たないからです。
 
また、図書館には、紙芝居がたくさんあります。
本に興味を示さない場合は、これを利用しましょう。
ビデオと違い紙芝居は、親子で向き合いますから、お子さんの表情がよく見え、
話を理解しているかだけではなく、どういったことに感情が刺激されるか、何
に興味があるかなどがわかるからです。
 
このように幼児期は、知識を詰め込み、文字や数字を使った計算を教えるより、
心をこめて本を読んであげ、心の通った会話がたくさんできる環境を作るべき
です。
そういう時期なのです。
 
小学校受験でもっとも重視されるのは、「話を聞く姿勢ができているかどうか」
なのです。
そこから、ご両親の育児の姿勢がわかります。
普段から、会話が弾み、本をたくさん読んであげる環境であれば、自ずと培わ
れてくる能力だからです。
これは、塾や幼児教室だけに任せて身につく力ではありません。
ご両親が、ご家庭で育てていくものです。
  
小学校受験の第一歩は、ここから始まり、合格を勝ち取る力となることを忘れ
ないでいただきたいと思います。
 
猛暑も峠を越したようですが、まだ油断はできません。幼稚園も始まります。
健康管理には十分、注意してあげましょう。
(次回は「数感をみがこう」についてお話しましょう)
 

さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>ご家庭で楽しくできる受験準備(2)「話の読み聞かせ」のすばらしい効用 1

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        「めぇでる教育研究所」発行
 さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
             第7号
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ご家庭で楽しくできる受験準備
 (2)「話の読み聞かせ」のすばらしい効用 1
 
本を読んであげる「話の読み聞かせ」は、とても大切です。
ビデオやDVDなどで見る「フランダースの犬」や「アルプスの少女ハイジ」
などのアニメの作品は、映像と語りだけではなく、臨場感を盛りあげる音楽や
効果音まで駆使し、瞬く間に物語の世界へ誘い込まれ、楽しいものです。
これほど便利なものはありませんが、反面、幼児が疑問を抱いても、教えてく
れない不便な点もあります。
幼児には、ご両親の生の声が何よりです。
5歳頃になると、絵が主役であった絵本から、字の多い絵本に変わり、話も筋
道立てて進む物語になっていると思います。
 
ここで、お母さんに本を読んでもらっていることを少し考えてみましょう。
読んでもらっているときの子どもの頭の中は、どうなっているのでしょうか。
絵を見ながらですから、お母さんの読んでくれる言葉を絵に置き換える、映像
化するといった作業が、フルスピードで進んでいるのではないかと思います。
絵本や図鑑、テレビや実際に見た映像が浮かんでいるのでしょう。
ところが、聞いたことがない言葉が出てくるとストップがかかります。
「お母さん、オニタイジって、どういうこと?」
やさしいお母さんは、お子さんの言葉に置き換えて説明します。
そこでお子さんは意味を確かめ、納得し、新しい言葉を覚え、「語彙」が増え
ます。
 
そして、一人になると、まだ、字を読めないはずですが、何やらブツブツと言
いながら絵本を見ています。
あれは、本当に不思議ですね。
おそらく、読んでもらった本が面白かったから、お母さんの言葉を思い出しな
がら確かめているのだと思います。
絵を見ながら、記憶した言葉をもとに映像を描き、イメージ化しているのです。
考え、想像しているのです、しかも「言葉」でです。
これは、すごいと思いませんか。
それが証拠に子どもは、とかく同じ本を何回も繰り返し、飽きもせずに読んで
くれとせがみます。
それも読んでいる途中に、
「ママ、ありがとう。そこまででいいです」
といったことが、しばしば起こりがちです。
そのところを忘れてしまったのかどうかわかりませんが、話が進まなくなり、
イメージ化が中断してしまうのです。
読んでもらってつながったから、そこまででいいのでしょう、あとは覚えてい
ますから。
話を一所懸命に覚えようとしているのに違いありません。
そこから「記憶力」がつきます。
 
さらに繰り返し読んでもらうことで、描かれた映像は、より鮮明になり、そこ
から、「空想力や想像力」が培われるのではないでしょうか。
 
ところで、昔話を何か思い出してください。
昔話だけではありませんが、幼児の読む本は、「起承結」で成り立っているの
ではないでしょうか。
「起承転結」の「転」はなく、話は複雑になっていません。
 
江戸時代の漢学者、頼 山陽が、漢詩を説明するために「京都西陣帯屋の娘」
と題して、面白い例を残しています。
 
   京都西陣帯屋の娘   (起)
   姉は十八、妹は十六  (承)
   諸国の大名は刀で殺し (転)
   姉妹二人は目もとで殺す(結)
 
「ショコクノダイミョウって、ナンですか?」
余計なものが入ってくると、すっきりしなくなります。
帯屋の娘の話は、帯屋の娘で終わらなければ、子どもは承知しません。
桃太郎が、鬼退治をしたついでに、海賊までやっつけるとはなりません。
すっきりと終わって、「めでたし、めでたし」が、昔話には欠かせない決まり
です。
 
さらに物語は、「序破急」と快適なテンポで進みます。
浦島太郎の竜宮城で過ごしたひと時が、何十年であっても何ら差し支えありま
せん。
話は快く聞けるように仕組まれていますし、単純明快ですから、「話を理解す
る力」がついてきます。
 
しかも、話は、
「むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました」
で始まります。
「むかし、むかし」は、「いつ」と時間の設定ですが、いつのことだかわかり
ません。 
「あるところ」は「場所」ですが、どこだかわかりません。
「おじいさんとおばあさん」は「だれ」と大切な登場人物ですが、名前もさだ
かではありません。
みんな「あいまい」です。
その「あいまい」なままに、話は、「何を」「なぜ」「どのように」と展開し
ます。
これも考えてみると大変なことです。
 
時代はいつでも、場所はどこでも、名前がなくても、何ら不都合なことはあり
ません。
奈良時代であろうが平成時代であろうと、北海道だろうが沖縄であろうと、み
んな、「むかし、むかし、あるところで」で済ませてしまいます。
時代考証も、場所の設定も、登場する人物像をイメージ化する面倒な説明もあ
りませんから、すっきりとした気持ちで話に入っていけるのです。
 
これを仮に、
「江戸時代の元禄十五年、大晦日をむかえる二日前の朝、上総の国は蒲郡、大
字蒲、字大和村の一本杉の近くに、四代目の山之上太郎左衛門というじいさま
と花というばあさまが住んでいました」
とやられては、聞いてみようかなという気持ちにもなれないでしょう。
「ママ、もう眠いから……」
こうなるに違いありません。
 
ところで、昔話は、
   いつ(when)
   どこで(where)
   だれが(who)
   なにを(what)
   なぜ(why)
   どのように(how)
といった[5W+1H]から成り立っていますが、これは文章を書くときや情
報を伝える時の基本で、小説や新聞、テレビのニュースなども、この形式(フ
ォーム)で構成されています。
ということは、話を聞きながら[5W+1Hのフォーム]を、小さいときから
学んでいることになります。
これは、すごい知恵ではないでしょうか。
 
もちろん、子ども達が、「いつ、どこで、だれが」などと意識して聞いている
わけではないでしょうが、理路整然とセオリーどおりに話は進んでいきますか
ら、楽しく話を聞き、その話を覚えることで、筋や物事を考える、「思考力や
構成力」が、おのずと身についてきます。
 
そして、子どもは、話を覚えると話したがります。
誰かに聞いてもらいたいのです。
それには、自分自身が話をよく理解しなければできませんから、そのための訓
練が、自発的に始まります。
それが、「表現力」につながります。
しかも、「覚えなさい!」といわれて覚えたのでもなく、「話してみなさい!」
といわれて訓練したものでもありません。
自ら、積極的に努力して得た力です。
 
こんなに大切な能力開発を、誰にもいわれずに挑戦しているにもかかわらず、
「パパ、『桃太郎』の話、知っている?」
「ああ、知っているよ。桃太郎が猿と犬と雉の家来を連れて、鬼退治にいく話
だろう!」
と無造作に応じてしまっては、せっかく積んできたトレーニングの成果を試せ
ません。
子どもは、話したいのです。
成果を試したいのです。
 
「うん、パパも子どもの頃は、よく知っていたけど、どういう話だったかな?」
とやさしく受けてあげましょう。
お子さんは、一所懸命に話すはずです。
そして話し終えた時には一言、「よく覚えたな、偉いぞ!」とほめてあげるこ
とです。
お父さんにほめられて、不愉快になるはずはありません。
「よし、今度は『カチカチ山』を覚えるぞ!」
となり、新しい話に挑戦します。
記憶力どころか、「物事に取り組む意欲」を培うことになります。
しかも「自発的」にです。
 
猛暑の続く暑い夏も、もう一息でしょう。お子さんの健康管理には十分に気を
付けてください。
(次回は、「話の読み聞かせ」のすばらしい効用(2)」についてお話しましょう)
 

さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>ご家庭で楽しくできる受験準備(1)

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        「めぇでる教育研究所」発行
 さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
             第6号
 現年中児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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ご家庭で楽しくできる受験準備
(1)身につけてほしい話を聞く姿勢
 
今回からしばらく、家庭でできる受験準備の基本的なことについてお話しまし
ょう。
 
小学校の入学試験には、文字を使えませんから、ペーパーテストには答えは出
ていますが、設問は、どこにも書かれていません。
このことです……。
 
一回で説明を理解できなければ、それまでです。
設問が書かれていれば、難しい問題は後回しにして、時間があれば挑戦できま
すが、小学校の試験は、これができません。
まず、設問を聞き、「はじめ!」の合図で取り組み、「そこまで!」と声がか
かれば止めて、次の設問を聞きます。
「もう少しでできるぞ!」と続けていると説明を聞き逃すことになり、次の問
題に挑戦できません。
「約束を守る」の項目に、チェックが入る学校もあるようです。
そういったことから考えると、もっとも厳しい試験方法ではないでしょうか。
 
さらにやっかいなことには、慶應義塾幼稚舎のようにペーパーを用いない「行
動観察型」のテストでは、先生の指示を聞き取り、理解し、考えをまとめ、自
分自身の意見をいったり、話をしたり、思ったことを絵に描いたり、身体で表
現しなければなりません。
 
しかも、生まれて初めて入った場所で、初めて会った同年代の子ども達とグル
ープを組み、初対面の先生の指示を聞き、理解し、すぐに行動に移さなければ
なりません。
機敏に対応できる能力が求められます。
 
このように、話を聞く姿勢ができていなければ、小学校の入学試験には対応で
きません。ですから、まず、ご家庭で心がけてほしいのは、お子さんが「話を
きちんと聞けるようにする」ことです。
 
それには、ご両親が「お子さんの話をきちんと聞く姿勢」を示すことが大切で
す。
「こうしなさい!」「ああしなさい!」と注文をつけるのではなく、逆に、お
子さんの話に耳を傾けてあげる、話を聞いてあげることが大切なのです。
これは、簡単なようですが、あまりできていないのではないでしょうか。
幼児の話は一本道ではなく、あっちへ飛んだり、脱線したり、一回で完結せず
に、予想のつかない展開となりがちです。
そこを辛抱強く聞いてあげ、
「ケンイチ君、こういうことだったのね」
などと簡単にまとめてあげれば、
「何だ、そういうことか!」
と、本人は意識しなくても、話の仕方の学習にもなっているのです。
 
幼稚園や保育園から帰ってくるなり、
「ママ、あのね、きょう……」
などと話しはじめた時には、何はさておき聞いてあげましょう。
話したい意欲に燃えているのですから、「話の仕方の学習時間」と考えて、真
剣に聞いてほしいのです。
聞いてもらうと、子ども心にも快感が生じます。
そこから、「人の話はきちんと聞かなければいけないこと」も学習できるので
す。
お母さんは、「話をきちんと聞きましょう!」と、柳眉を逆立て命令している
わけではありませんが、お子さん自身は「話をきちんと聞く学習の基本」を学
んでいるわけです。
これも「教えない教育」の一つの例です。
話を聞いてもらえたお子さんは、身も心もすっきりとし、   
「ようし、今日は、プリントを5枚、頑張るぞ!」
となれば、一石二鳥ではありませんか。    
 
お母さんにも経験ありませんか。
会社から帰ってきたお父さんに、テレビのワイドショーなどで仕入れた情報を
披露しようとした時に、
「疲れているからあとにしてくれ!」
などといわれれば、むっとしませんか。
中には、切れるお母さんもいるようです。
お子さんも同じです。
切れますが、力関係でお母さんに勝てませんから、黙るしかないのです。
せっかくの学習チャンスを無駄にしています。
この無駄は、はかり知れない大きなものであることを肝に銘じておきましょう。
スキンシップにも影響がでます。
お子さんの話を聞けないお母さんは、命令と要求が多くなりがちです。
対話の反対は、沈黙ではなく「命令と要求」です。
子ども達がもっとも嫌がるお母さんであることに気づいてほしいですね。
 
ところで、お母さん、お子さんの赤ちゃん時代を思い出してください。
お子さんは、「ママ!」の一言で、一方的に会話を済ませてはいませんでした
か。
「お腹がすいた」
「水を飲みたい」
「おむつを取り替えて」
「汗をかいて気持ちが悪いの」
「日光浴をしたい」
「抱っこして」
「淋しいからそばにきて」
「テレビをつけて」
「頭が痛いの」
「お散歩に連れてって」
など、書き出すときりがありませんから止めますが、選択肢はこんなものでは
なかったはずです。
お母さん方は、「ママ!」の一言で、何を要求しているかを的確に判断し、適
切な処置をしていたのではないでしょうか。
このことを思い起こせば、つたない話でも、聞いてあげるのは楽ではありませ
んか。
お子さんが、「ねえ、ママ!」といったときには、素直に話を聞いてあげるよ
うに心がけましょう。
 
イエス・キリストも、「忙しい毎日の中で、その時にあたって最善の行動とは
何かを考えなければならない」とおっしゃっていますが、子どもの話をゆっく
り聞いてあげる、これもその時に最優先すべきことと考えるべきではでしょう
か。
何もキリストにお出まし願うこともありませんが(笑)。
 
もう一つ、思い出してほしいのです。
赤ちゃんが、なぜ、話せるようになったか、このことです。
自然に話せるようになったわけではありません。
狼少年の話を聞いたことがあると思います。
赤ちゃんの頃から狼に育てられた人間は、言葉をまったく話せなかった話です。
言葉は、その学習時期を過ぎると臨界期といって、どうにもならなくなり、身
につかないそうです。
ここでも、お母さんの涙ぐましい努力が、あったはずです。
 
「ママ、お水!」
と、お子さんがいったとします。
お母さんは、どのように対応されたか覚えているでしょう、それほど昔の話で
はありませんから。
「のどが渇いたので、お水が飲みたくなったのね!」
こういっていたはずです。
そこで、お子さんは、
「ノドガ カワク、ミズヲ ノミタイ」
といった言語の学習をしていたわけです。
この語りが、おうむがえしが、会話の学習の基礎となり、今のように話せるよ
うになったわけです。
しかも、「主語が『私』で、述語が『飲みたい』、目的語が『水』で、形容詞
が、副詞が……」と教えたわけではありませんが、かなり、理詰めに話せるよ
うになっています。
お母さんとの学習が、苦にならなかったからです。
なぜでしょうか。
 
それは、やはりお母さんが、話ができるように、やさしく対応してあげたから
です。
その心は、「まだ、話せないから」といった配慮があり、無理に教え込まなか
ったからではないでしょうか。 
話をじっくりと聞いてあげ、言葉のシャワーを繰り返し浴びせかけた結果であ
り、これも「教えない教育」であったわけです。  
誤解をされると困りますから繰り返し説明しますが、「教えない教育」は何も
教えないのではなく、教わっている本人が、意識することなく、楽しく、大変
な学習をしていることです。      
 
そして、面接で、丁寧な言葉で話してほしいとお考えでしたら、お母さん自身
が、響きのよい言葉を使うことです。
「ご飯よ、ケンちゃん!」ではなく、「ご飯ですよ、ケンジくん!」と話しま
しょう。
言葉遣いやあいさつは、一朝一夕に身につくものではありません。
親が率先して、よいお手本を見せることです。
 
さらに、指示は、正確に出すように心がけましょう。
「ねえ、ケンちゃん、あそこにある、あれとって!」
「あそこの、あれ」といわれても、わかっているのは指示を出したつもりのお
母さんだけで、聞いているお子さんには、何が何だかわかりません。
何だろうと迷っていると、
「何をぐずぐずしているの!」
と、怒気を含んだ催促になりかねません。
「これ、それ、あれ、どれ」といった「こ・そ・あ・ど言葉」は、使わないこ
とです。
「こ・そ・あ・ど言葉」は、文章が煩雑になるのをさけるために使う「代名詞」
です。
代わりの言葉ではなく、名詞をきちんと使いましょう。
 
「ケンジくん、ダイニングのテーブルの上にある料理の本を、お母さんのとこ
ろへ持ってきてください」と指示がきちんと出ていれば、
「いい加減に聞いたらまずいことになるぞ!」
と、お子さんもわかります。
 
   ◆話を聞いてあげる。 
   ◆きれいな言葉を使う。
   ◆指示をきちんと出す。
      
ご両親に、こういった配慮があれば、お子さんも、ご両親の願いに応えるはず
です。
心当たりがありましたら、早速、実行しましょう。
 
猛暑が続いています。清涼飲料水は控えめに、家で作った麦茶などで、渇きを
しのぎましょう。
(次回は、「本の読み聞かせの素晴らしい効用1」についてお話しましょう)
 

さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>幼児に必要なのは、 勉強ではなく学習です

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        「めぇでる教育研究所」発行
 さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
             第5号
 現年中児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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幼児に必要なのは、 勉強ではなく学習です 
 
ある年の白百合学園小学校の親子面接で、こういった質問があったそうです。
「何かお勉強をしていますか。どういうお勉強ですか」
「…………?」
こうなってしまったお子さんが、多かったのではないでしょうか。
 
模擬親子面接で、こういった質問をするのはいやなのですが、どのような受験
準備をされているのか聞きたくなるときがあります。それは、ペーパーテスト
の成績は良いのですが、行動観察型のテストでは、それほど点数が取れていな
い場合です。幼児に「勉強をしていますか」とは聞けませんから、いけないと思いながら誘導尋問をします。
「幼稚園から帰ったら、どんなことをしますか」
「塾へ行ったり、お母さんとプリントのお勉強をしています」
「お勉強は楽しいですか」
ここで、お母さんを見るお子さんがいます。どうやら勉強が楽しくないようで
すね。
しかし、そうはいえませんから、お母さんの顔を見て、そして、うつむいてし
まいます。
後で、親子関係が険悪になると困りますから、
「楽しいようですね。ところで……」
と話を変えます。
多くの子ども達に聞いても、受験準備は勉強だといい、女の子は「お勉強」と
いいます。
しかし、どういった勉強をしているかまでは、説明できません。
話の記憶から数量、推理・思考、図形、構成と勉強している領域は広く、取り
組んでいる内容も複雑だからです。
学校側は、何を聞きたかったのでしょうか。
 
それはともかくとして、教育の二文字から「勉強と学習」といった二つの言葉
が浮かんできます。
では、勉強とは、どのような意味があるのでしょうか。
辞書を引くと、こう書いてあります。
 
「1.そうする事に抵抗を感じながらも、当面の学業や仕事などに身を
入れること。2.将来の大成・飛躍のために一時忍ばなければならない、
つらい経験」         (「新明解国語辞典」三省堂 刊)
 
この勉強という字から、思い出すのは、先に紹介した「すずめの学校」の歌で
す。
本当は、こういう歌なのです。     
 
     ♪チイチイパッパ チイパッパ
      雀の学校の先生は むちを振り振り チイパッパ
      生徒の雀は輪になって お口をそろえて チイパッパ
      まだまだいけない チイパッパ もう一度一緒に チイパッパ 
      チイチイパッパ チイパッパ♪  
          
何か暗い感じがしませんか。
発展途上国の日本が、先進国に追いつけ追い越せと、国をあげて教育に熱を入
れた、お国のための教育の姿です。
先生がむちを振り、先生のように鳴けと問答無用です。
「命令と要求」そのものではないでしょうか。
かつて、バブル経済全盛期の頃には、こういった指導をする教室もあったと聞
きます。お母さん方は、「もっと鍛えてください」などと、空恐ろしいことを
いって、子どもを預けたそうです。幼児は肉体的にも精神的にも、鍛える指導
に対処できる成長などしているわけでもなく、また、そのような時期ではあり
ません。これでは、幼子にとって勉強とは、まさに「つらい経験」になりがち
です。
そうではないでしょうか。
 
しかし、学習を辞書で引くとこう書いてあります。
 
「習い学ぶこと。とくに、学校などで系統的に勉強すること」
 (岩波国語辞典第三版 岩波書店 刊)
       
この「習い学ぶ」ことから、キリスト、釈迦、マホメッドと共に、世界の四大
聖人である孔子の話を思い出します。
「論語物語」の中にある「うぐいすの声」です。
テーマは君子に関することですが、学習について、息子の鯉(お祝いに王様か
ら鯉をいただいたのが命名の由来だそうです)に説明するシーンがあります。
論語を研究したことはないのですが、印象に残っています。もしかすると私の
誤解であって、専門家の先生から叱責を受けるかもしれませんが、「わたくし
流」に解釈して紹介しましょう。
文章は正確ではありませんが、ダイジェストすると、こういった話になります。
 
早春の朝、庭を散歩する孔子が、「ホーホケキョ」と鳴くうぐいすの声を聞き、
息子の鯉に、
「お父さんうぐいすが鳴いたね。今に、赤ちゃんうぐいすが鳴くよ」
というと、「ケッキョ!」と不器用に鳴く声が聞こえてきます。
「この赤ちゃんうぐいすは、親の鳴き方を一所懸命に真似て、繰り返し、繰り
返し練習するのだよ。赤ちゃんうぐいすにとって、学ぶということは、親の鳴
き方を真似するのであり、習うということは、何回も練習し、失敗を重ねるこ
とであって、やがて、親鳥のように、鳴けるようになるのだよ」
余談になりますが、ある年の夏に上高地へ行ったとき、大正池でうぐいすの親
子の鳴き声を聞きましたが、この話とそっくりで感激しました。
 
さて、幼児の教育は、勉強ではなくて学習ではないでしょうか。
受験勉強も「強いて勉める」のではなく、「学び習う」のが望ましく、また、
そうあるべきだと思います。
「そんなの理想でしょう。大人でも解けないような問題が出ていますよ。何で
あんなに難しい問題がでるのですか。できなければ合格しないということでし
ょう!」
柳眉を逆立て抗議するお母さんの姿が目に浮かびます。
ごもっともですといいたいのですが、難しい問題でも、きちんと段階を踏んで
いけば、できるようになります。多くの場合、取り組み方が間違っているから
できないだけです。
 
「二足直立歩行」など気取った表現ですが、歩けない我が子を、無理やり歩か
せようとしましたか。
十分に“はいはい”をさせ、つかまり立ちができ、少し歩いてはよろけて倒れ
る、これを繰り返すことで、やっと歩けるようになったわけです。発育段階を
無視せず、一歩一歩、ゆっくりと時間をかけて見守った、あたたかい愛情があ
ったからではないでしょうか。
また、しっかりと“はいはい”をして筋肉を鍛えるなど、さまざまな条件を乗
り越えた結果でもありますが、そこには「歩きたい」と願う本能があり、その
ために試行錯誤をいとわない意欲や行動力があったからです。
 
知的な能力を培うのも、同じだと思います。
幼児が、いろいろなことを知りたがるのは、一人で生きていくための知恵を備
えるためではないでしょうか。
 
幼児が、一つの能力を身につけるには、それにふさわしい体験を積むことによ
って学習していきます。いわゆる「体験学習」です。記憶力も大切な能力です
が、知的な能力は、記憶だけに頼った勉強だけで、身につくものではありませ
ん。
一度泳げるようになると、十数年泳がなくても、泳ごうと思えば泳げます。と
ころが、英単語などは使わなければ、簡単に忘れてしまいます。泳ぎは、体が
記憶している中枢神経系統に、記憶は大脳神経系統に属しているからだといわ
れています。学生時代に苦労して覚えた英単語、どこに隠れているのやら腹が
立ちませんか。
それはともかく、幼児は日常の家庭生活を通して、また、幼稚園や近所の友達
との関わりから、さまざまな能力が開発されていくのです。
 
さらに、幼児にとって大切なのは、「遊び」です。
幼児の遊びは、仕事です。
大人は仕事をするとき、報酬を考え取り組みますが、幼児の仕事には、金銭的
な報酬は何もありませんし、要求もしません。
しかし、一人で生きていくための知恵は確実に身につき、自立を促します。ゲ
ームをやっていて、つまらないからやめるといった遊びとは違います。ですか
ら全力をあげ、夢中になって取り組んでいるのです。
 
遊びには、一人遊びと仲間遊びがありますが、ここでは、一人遊びを考えてみ
ましょう。
一人遊びを見ていると、子どもが夢中になっている様子がよくわかります。
それも道具は、ウルトラマンと怪獣の人形だけで、大激戦が繰り広げられてい
ます。
円谷監督も顔負けの映像が、リアルタイムでポンポンと浮かんでいるのでしょ
う。
子どもの想像力や空想力は、大人の比ではありません。
台本を書いて、セットを組み、主演から脇役、対戦相手の怪獣、そして本人し
かわからない奇妙な効果音まで流し、監督までやっているのですから驚きです。
しかも、こんなにすごい想像力を働かしながらも、もっとおもしろく遊べる方
法はないものかと工夫しています。
ですから、子どもは遊びに夢中になれるのです。
どうしたらもっと面白くなるかと、いろいろなアイデアを考え、その中から、
「これが、いいぞ!」
と選び、遊びの場に引き出します。
やってみたところが今一だとすると、
「なんだ、おもしろくないな。カット、カット!」
と駄目出しをして、また新しい台本に挑戦し始めます。
「考え、実践し、評価し、新しい遊びを見つける」、幼児の遊びは、これの繰
り返しで、そこから新たな力が育まれていきます。
しかも、だれも教えていません。
教えてくれなくても、こんなに夢中になって取り組めるのです。
それは、一歩でも前進したい本能的な要求であり、そこから得た知恵が、自力
で生きる力になっているからです。
こういったすばらしい潜在能力を利用しない手はないと思います。
 
幼児の教育は、「体験学習」で培われ、「教えない教育」に基づいたものであ
るべきだと思います。
「教えない教育」とは、本人が教わっていると思わずに、たくさんのことを学
んでいる教育のことです。赤ちゃん時代から、お母さん方の育児の姿勢は、
「体験に基づいた教えない教育」に徹してきたはずです。
言葉を語りかけたとき、おむつを外したとき、スプーンやはしを使えるように
したとき、恐い顔をして、教え込んだでしょうか。
失敗しても怒らない、できるようになるまで忍の一字で待ってあげたはずです。
「うちの子は、まだできないから」
ときちんとお手本を見せるという愛情があったからこそ、お子さんもそれに応
えて成長したのではないでしょうか。
 
受験準備も同じです。
できる、できないだけにこだわらず、どうすれば楽しく学習できるか、一緒に
考えてあげましょう。
それには、遊びの感覚を取り入れることです。
机の上で問題集を広げてする受験勉強は、基本的な力が備わっていなければ、
苦痛になるだけです。
お母さんとの学習が面白ければ、そして、楽しければ、お子さんは、一所懸命
に挑戦するはずです。 
受験勉強の第一歩は、ここから始めるべきだと思います。
 
近所の雑木林に蝉など昆虫採集に来る子ども達、帽子をかぶっていない子がい
ます。お子さんはいかがですか。そして帰ってきたら、手洗い、うがいを励行
してください。良い習慣は、毎日の積み重ねから身につくものです。
(次回からは、「家庭でできる楽しい受験準備」についてお話しましょう)
 

さわやかお受験のススメ<小学校受験編>★★面接編(2)

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        「めぇでる教育研究所」発行
     2016さわやかお受験のススメ<小学校受験編>
            (第61号)
 年長児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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面接編(2)
 
説明会情報
9月10日 東洋英和女学院小学部 午後1時 出願者対象の説明会
9月12日 立教小学校(2回目)  8時50分開始
暁星小学校  10時開始 
田園調布雙葉小学校 10時開始 要 予約
9月13日 成城学園初等学校 10時開始  要 予約
(ホームページで、日時、持参するものなどを確認してお出かけください)
今年は立教小学校と暁星小学校が重なりました。暁星小学校の説明会は中高の
講堂ですから、帰りには小学校の正門に掲げられている「困苦と欠乏に耐え、
進んで鍛錬の道を選ぶ、気力のある少年以外は、この門をくぐってはならない」
と刻まれた額を見ておきましょう。ご存知と思いますが、中高の校門を出て左
に曲がりJR飯田橋駅方面に道なりに行くと右側にあります。
 
今回は、面接当日のお話をしましょう。
 
[学校へ到着]
★緊張する様子が見えたら★ 
面接の日でも、多くの人が集まりますが、試験当日は、その比ではありません。
それを見ただけで、しり込みをするお子さんも出てきます。こういった経験が
ないからです。そのためにも、公開模擬テストなどを受けるのがいいでしょう。
知らない友達の中に入って、いろいろなことを経験できるからです。 
また、過保護に育てられていると、こういった時に拒絶反応を示しがちです。
手をかけ過ぎていると、自分でやることが少なく、失敗の経験が少ないですか
ら、こういった事態に対処できません。過干渉な環境では萎縮してしまい、
「ママ、助けて!」となりがちです。
何度も繰り返しますが、小学校の受験は、お子様の成育史、言い換えれば、ご
両親の育児の姿勢が、そっくり出てくるものです。 
普段、元気いっぱいのお子さんでも、大勢の人をみてびっくりする場合もある
でしょう。その時は、お子さんが、いちばん安心する様子を、お子さんに示し
てあげることです。世界で一番強いと思われているお父さんの出番です。たく
ましいお父さんであってください。間違っても、
「しっかりしなさい!」
などと言わないことです。それだけでパニックに陥ってしまうお子さんもいま
す。
しゃがんで目を合わせ、
「いつもの教室でやるのと同じだから、心配することはないんだよ」
と、やさしく教えてあげましょう。
 
★所定の手続きを的確に★ 
何事も初めてとなると、緊張しがちです。
しかし、心配はありません。学校側も、全員、初めての受験を想定して、マニ
ュアルを作ってありますから、難しい手続きはありません。落ち着いて取り組
めば、何でもないことです。
ミスをしがちなのは、指定された時間の間際に来て、手続きをする時でしょう。
気持ちに余裕がありませんから、どうしてもあせりがちで、ミスも起きがちで
す。そんな時は、おそらく、普段、お子さんが見たこともないご両親の姿にな
っていると思います。それを見たお子さんは、どのような心境になるでしょう
か。
面接は、まだ、ご両親がそばにいますから、ショックも少ないでしょうが、試
験当日は、そこから一人で行動しなければなりません。普段どおり、というわ
けにはいかないでしょう。
余裕を持って出かけ、こういった気持ちにさせないのも、ご両親の大切な役目
です。
 
[控室]
★静かに待つ工夫を★ 
幼児にとって、静かに待つのは、大変、苦手なものです。
ここでも、普段の育児の姿勢が姿を現します。ましてや、緊張していますから、
いつもよりテンションもあがり、舞い上がってしまうお子さんもいます。普段
のしつけが大切です。 
最近、よく見かけますが、幼児用の図書室で、大きな声でしゃべったり、走り
回ったりする子もいます。親も注意しません。お菓子を食べている子さえいま
す。
また、電車などでも親同士が話に夢中になり、子どもが騒いでいても、知らん
顔をしています。こういうことが許されていて、面接に来たときは、
「静かにしなさい!」
では、無理というものです。
 
面接当日は、しばらく待つ時間がありますから、退屈させない工夫をしましょ
う。
お子さんの好きな本を控室で読むわけにはいきませんから、自分で読める本が
いいでしょう。そういう本であれば、気に入っているはずですから、静かに待
てることになります。
一人で静かにできる折り紙やあや取りなどもいいでしょう。手先を使って遊ぶ
折り紙やあや取りは、手順を間違えると遊びは成り立ちません。楽しみながら
脳に刺激を与えるすぐれもので、口頭試問の準備運動にもなるはずです。
 
お子さんが気にいっているからといって、ぬいぐるみの人形や恐竜のおもちゃ、
ゲーム類はどうでしょうか。5、6歳の幼い子ですが、それなりの自立ができ
ているはずですから、公の場に人形を持ち歩くのは、よい印象を与えないもの
です。また、おもちゃやゲーム類は、他のお子さんに迷惑がかかりますから、
持ち込むことすら常識を疑われます。
 
しかし、何と言っても大切なのは、ご両親の落ち着いた悠揚迫らぬ態度です。
お子さんの学校選びが確かであれば、面接に臨んでも、何ら心配はないはずで
す。そして、保護者としての自覚があれば、そこから余裕が生れ、お子さんに
安心感を与えるものです。
 
[入室] 
面接会場は、学校によって設定が異なりますから、一概には言えませんが、ド
アが閉まっている時はノックをして、ドアが開いている場合でも、開いている
ドアをノックして、カーテンの場合は、「失礼します」と声をかけて、様子を
見ましょう。
そして、「どうぞ、お入り下さい」といった返答があってから、「失礼します」
といって入ります。こういった余裕を持ってほしいのです。
お父さん、お子さん、お母さんの順で入るのが自然でしょう。主人公は、お子
さんです。
お父さんが露払いをし、お母さんはお子さんをしっかりガードして入るべきで
す。
 
お母さんが先頭になって入るのでは、母親主導型の家庭と見られるので、よい
評価を得られないとは言いませんが、お子さんのためです、この際、ご主人を
立てましょう。ただし、外国生活が長く、レディーファーストが身についてい
る場合、普段の生活もそうなっていると思いますが、「郷に入っては郷に従え」
とも言われていますから、ご両親でよく話し合って決めましょう。
 
また、入室の時にお子さんが、
「失礼します」ということがありますが、これもどうでしょうか。日常生活で、
盛んに使われている言葉とは思いません。不自然ですから、こういった言葉は
教えこまないことです。「おはようございます」や「こんにちは」で十分です。
模擬面接でも、白百合学園小学校を受験する場合、「ごきげんよう」という女
の子もいますが、入学後でいいのではないでしょうか。普段、幼稚園などで、
そういったあいさつをしていなければ、やはり、とってつけたようで、さまに
なっていない場合が多いからです。考え直した方がいいのではとアドバイスは
しますが、お母さん方が不満げな態度をしがちですから、後はお父さんにお任
せしています。 
 
入室の際に、あいさつのできないお子さんが、かなりいます。
特に、男の子は、できません。
するとお母さんが、
「ごあいさつは!」と催促をしがちです。
すごいお母さんになると、言葉だけではなく、頭を押さえつけるようにして、
あいさつをさせようとします。これもどうでしょうか。  
あいさつができなかったから、マイナス何点などと採点するはずはないと思い
ます。
お子さんが、初めての所へ来て、初めて会う人の前に立っているのですから、
それだけ緊張しきっています。あいさつができなくても、当たり前ではないで
しょうか。
それを考えずに、あいさつを無理強いするのは,保護者としてふさわしい態度
とは思えません。あいさつができなかったら、お母さんが面接官に黙礼して、
静かに謝っておけばいいのではないでしょうか。お母さんの態度を見ていると
思います。
 
そして、入室しても、いきなりテーブルもしくは椅子が置かれているところま
で直進せずに、入った所で横一列に並び、次に指示を待ちます。あわてること
はありません。
「お父さんは、こちらへ」などの指示に従い、三人がそろったところで、お父
さんから、「失礼します」といって席に着きましょう。
お父さんを見て、お子さんも座り始めます。
お母さんは、お子さんが着席するまで見守り、それから座りましょう。
 
お子さんには、椅子に浅く腰をかけさせ、両足をきちんとそろえ、手を膝に置
くようにすれば、座る形も決まり、姿勢も崩れにくくなります。わずか、これ
だけのことですが、普段の生活習慣が見事に現れます。食事の時、いい加減な
姿勢で、テレビなどを見ながら食べていると、だらしのない座り方になり、座
れても、すぐに姿勢がくずれがちです。
 
言うまでもないことですが、お母さん方へ一言、長い髪は、お辞儀をするとき
に、バサッと前に落ちてきます。これも感じのいいものではありませんから、
きちんとまとめておきましょう。また、ミニスカートでは、膝が気になり、面
接どころではなくなりがちですから、止めた方がいいと思います。 
そして、着席後は、お子さんの様子を見守るために、視線の中に入れておきた
いものです。お子さんが不安そうにお母さんを見たときなど、知らん顔をせず
に、笑顔で応じてあげましょう。これが何よりの精神安定剤になるからです。
 
幼稚園も始まりましたが、元気に通っていますか。涼しくなったとはいえ、9
月の前半は、生活環境が変わりますから体調を崩しがちです。充分に注意して、
仕上げの段階にスムーズに入れるように導いてあげてください。
(次回は、面接「お子さん編」についてお話しましょう)
 

さわやかお受験のススメ<小学校受験編>★★面接編1 

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        「めぇでる教育研究所」発行
     2016さわやかお受験のススメ<小学校受験編>
            (第60号)
 年長児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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面接編1 
 
後半の説明会が始まります。
9月5日(土)
青山学院初等部(2回目) 午前9時30分から。
学習院初等科、午前10時から(注 会場は目白の大学キャンパス内の学習院
創立百周年記念会館正堂、今年は1回のみ)。
成蹊小学校(2回目)、午前の部10時、午後の部2時から。
光塩女子学院小学校(2回目)10時15分から、8時から公開授業あり。
9月6日(日)
東京女学館小学校(2回目)10時から。
早稲田実業学校初等部、9時から12時まで学校見学会。
 
昨年と同様、日程が重なっています。詳しくはホームページをご覧ください。例
年、9月からの説明会では願書も発売されますから、早めに手に入れておきたい
ものです。
 
幼稚園も始まります。猛暑も峠を越しましたが、子ども達は、夏休みの講習会な
どで頑張ったのではないでしょうか。最後の胸突き八丁、正念場を迎えます。心
身ともにコンディションを崩さないよう、特に精神面の健康管理には、十分に注
意してください。
メルマガの読者にはいらっしゃらないと信じていますが、
「どうして、こんなことができないの!」
「何回いったらわかるの!」
などの不用意な言葉がけは、幼い子ども達には、悪魔の声に聞こえていることを、
しっかりと心に刻んでおきましょう。
 
今回から4回に分け、面接についてお話しましょう。なお、面接に関する話は、
当研究所発売の「面接、ここがポイント小学校編」、「面接克服、ここがポイン
ト~That’s a Plenty」(CD版)から抜粋したものです。
 
★面接当日の服装★
ある年のミッション系の学校説明会で、「子ども達から、『先生、今日はお葬式
があるのですか』と聞かれました」と、校長先生が苦笑いしながら話されたこと
がありました。
面接のために訪れた皆さんの服装が、申し合わせたように紺や黒だったからです。
子どもたちには、異様に思えたのでしょう。
「○○小学校は、紺で統一しなければ失礼にあたる」などといった噂があるよう
ですが、これも単なる噂に過ぎません。
一昨年まで雙葉小学校の説明会でも、「よくある質問」の中から、
「入学試験時の服装は、親子とも紺でなければいけないのでしょうか」に対して、
文言は正確ではありませんが、以下のような説明がありました。
「そんなことはありません。その場に応じた服装であればよいと思います。紺や
黒でなければいけないということはありません」
なぜかわかりませんが、今年もこの説明がありませんでした。だからといって、
「紺や黒の服装で決めてほしい」といっているわけではないと信じていますが、
これは受験者の判断にお任せしましょう。
 
昨年の9月の立教小学校の説明会で田代教頭は「私は服装で判断しているわけで
はありません」といっていましたし、かつて、ある小学校の面接の折に学校側か
ら、「皆さんが同じように紺の洋服では、不自然とは思いませんか」といった質
問もありました。
また、幼稚園の募集要項に、「親子で紺色にそろえる必要はありません」と注意
書きがあったことからも、つまらない噂であることがわかります。しかし、だか
らといって、人と違った服装をするには、勇気が必要でしょうし、抵抗もあるで
しょう。
 
学校も幼稚園も、「服装などどうでもよい」といっているのではありません。や
はり、初めての方と、しかも、これからお世話になるかもしれない先生方とお話
をするのですから、それなりの礼を尽くすのは、当然のことです。
 
問題は、普段、お子さんは、紺の洋服を着ることに慣れているでしょうか、この
ことです……。面接当日、初めて袖を通した服になりがちです。大人でも、新調
した服を着ると気持ちが変わるのではないでしょうか。しかも、ご両親も、普段
と違った服装で決めています。お子さんが、「あれっ!」と思わないわけがない
のです。これだけで緊張するのが子ども達です。
「お子さんに、余計なプレッシャーをかけないで下さい」
といった、学校側の配慮ではないかと思います。
 
ですから、面接や試験の日だけ着せるのではなく、何回も着て慣れておくことで
しょう。そして、お父さんにはひげを剃ってもらい、当日と同じ服を着て、食事
や買い物などに出かけることです。また、受験される学校まで出かけるのもいい
でしょう。そういった経験をしておけば、お子さんは、特別な気持ちにはならな
いはずです。「特別な気持ちにさせないでほしい」という学校側の配慮が、伝わ
ってきませんか。
このことだと思います。
 
そして、学校側は、「堅実な家庭を築くお父さん、それを支える謙虚なお母さん」
を求めています。それが身だしなみとして現れます。装飾品はマリッジリングだ
けにし、化粧も香水も控えめになさるのが、賢明でしょう。服装や身だしなみに
自信がもてないときは、ご両親に見てもらうことです。面接される先生方と同じ
センスで判断してくれるはずだからです。
 
★面接前夜★
〔お子さんに緊張感を持たせないこと〕
まず、ご両親が、絶対に忘れてならないのは、小学校の入学試験は、ご両親の意
志で始めたことです。そして、ご両親はいうまでもなく、お子さんの保護者です。
保護とは、「(外からの危険などに対し)気をつけて、かばい守ること」であり、
保護者とは、「(児童などを)保護する義務のある人」(岩波国語辞典)です。
多くのお子さんは、生れて初めて、大事業に挑戦するわけです。その緊張感は、
計り知れないものがあり、小さな胸は、張り裂けんばかりに波打っているはずで
す。この緊張感をやわらげるのは、難しい注文であることは確かですが、ご両親
の、普段と変わりのない姿であり、笑顔です。
専業主婦であれば、交際範囲も限られていますから、初対面の人と話をするのは、
やはり、相当のプレッシャーとなるでしょう。
「きちんと話せるかしら……!」などと不安を感じていると、それが態度に表れ、
「普段のママと、何だか違うみたいだなぁ?」
お子さんは、微妙な変化を見逃さないものです。
こういう心境になっている時に、
「明日は、面接ですから、ちゃんとお話しするのですよ!」
などといいがちで、これが、お子さんに余計な緊張感を持たせることになるので
す。
こういった不安を感じてしまう原因は、志望校選びが適切ではないからではない
でしょうか。
 
ご家庭の育児の姿勢と学校の教育方針に違和感がなければ、自信をもって、面接
に臨めるはずです。ご両親でよく話し合い、万全の態勢で臨まなくては、保護者
としての役目を、果たせるわけがないのです。ご両親は、保護者であることを肝
に銘じて、面接に臨むべきです。緊張したり、あがったりする時ではありません。
仕掛け人は、ご両親であることを絶対に忘れないでほしいのです。
 
[持参するものを再点検する] 
信じられない話ですが、ある小学校の説明会で「試験当日に受験票を忘れた方が
いる」といった話を聞いたことがあります。普段では考えられないことですが、
緊張のあまりおかしてしまったミスでしょう。こういったことのないように、持
ち物のチェックをしましょう。それには、「面接日に持参するもの一覧表」を作
っておくことです。
 
1 面接票(受験票 お子さんが受験している間に面接のある場合)
 
2 アンケート用紙 
 
3 募集要項や試験当日のスケジュール表(出願後に学校から送られてくる資料)
 
4 筆記用具や消しゴム、携帯用の辞書
その年だけ突然、アンケートの記入を求められる場合もありますから、用意して
おきたいものです。鉛筆と消しゴムは、下書きのための必需品です。書き損じて
も消せますし、薄く書いて、ボールペンなどで清書すれば、出来栄えも映えます。
慣れているといってもサインペンは除外します。  
 
5 上履きや運動靴、体操着などは、新しいものは避けましょう。特に、新品の
靴は、運動のときなどに足を痛めがちですし、当日だけ履く革靴は、まめなどが
できて痛々しいものです。履きなれた靴を用意して下さい。両親も上履き持参か
どうか確かめておきましょう。名前は見えないところにといった指示はきちんと
守って下さい。
 
6 雨に備えて、雨具を入れるものやズボン、ソックスなどの着替えも用意しま
しょう。ある学校では、体操着に着替えますが、それをしまう紙袋にも、○○製
のものなどという噂があるとか、そんなのは、嘘です。
 
7 あってはいけないことですが、万一の病気に備え、解熱剤や整腸剤の用意を。
お子さんは、ちょっとしたことから体調を崩しがちです。ピアノの発表会などで、
前夜に、突然、発熱や腹痛を訴えたことはありませんでしたか。お母さんの気配
りは、万が一に備える用心深さです。
 
8 スイカ、パスモなどを用意しておくと便利です。
携帯電話は、交通機関などで事故など非常事態が起きた場合に欠かせません。
受験する学校の電話番号を登録しておきましょう。ただし、校門をくぐる前に、
電源を切るか、マナーモードにしておきましょう。充電もお忘れなく。
 
★当 日★
〔いつもと変わらない朝を〕
当日は、いつもの朝と同じように迎えたいものです。 
こんな涙ぐましい話まであります。普段、あまり冗談など言わないまじめなパパ
が、今日に限って陽気にふるまうので、
「ママ、パパ、どうかしたの?」
と、かえって怪しまれ、何かあるなと思わせてしまったのです。平常心で迎えま
しょう。
ピクニック気分とはいいませんが、
「今日は、学校の先生に、どういったお話ができるのかを見ていただくのだよ」
こういった雰囲気を演出できればいいのではないでしょうか。
そうすれば試験当日は、
「この間は、よくお話ができたから、今日は、どういったことができるかを見て
くださるそうだよ」
となれば、お子さんも緊張することなく、試験場で普段の力を発揮できると思い
ます。
 
「一所懸命、頑張らなければ駄目よ!」
これだけで、どれほどプレッシャーが、かかると思いますか。こういうときのお
母さんは、言葉は励ましていますが、顔は緊張しているものです。それに加えて、
受けた公開テストなどで、成績がよくなかったときの「顔」になりがちなもので
す。どれだけプレッシャーがかかり緊張するか、考えてあげましょう。 
 
〔遅刻は、認めてもらえません〕
ある学校の説明会では、「たとえ、交通ストのために遅れても認めません」とい
っているほどです。面接は、限られた短い時間に、網の目のような密度で、スケ
ジュールは組まれています。一組の遅刻者のために、時間を変更すると、多くの
人に迷惑がかかりますから、できない相談です。
交通上のトラブルがあった場合は、速やかに連絡をし、学校側の指示に従いまし
ょう。 
早めに出発し、15分か20分ぐらい前には着くようにしたいものです。志望校の決
め方でも触れましたが、試験当日に使用する交通機関を、その時間に合わせて試
乗しておくべきです。
また、少し遅れても、タクシーを使えばと考えるのは止めましょう。渋滞に巻き
込まれれば、それまでです。バスも同じです。都心のバス路線は、いつ、どこで、
渋滞が始まるかわかりません。特に、雨の日は、注意が必要です。 
 
自家用車での来校は、説明会へ参加するときでも、ご遠慮くださいといっていま
す。
面接日、試験日とも、禁止されています。「私どもだけ……」は、困ることにな
るだけです。学校周辺は、多くの場合、駐車禁止ですし、学校にも大きな駐車場
はありません。
 
面接や試験の時間が、昼食にかかる場合は、軽食を持参しましょう。小学校の周
辺には、食事をするレストランなどは少ないものです。あったとしても、当日は
混雑が予想されますし、日曜日は、休日の所が多いのではないのでしょうか。一
口で食べられるサンドイッチやおにぎり、温かいお茶やお絞りなども用意してお
けば、万全でしょう。
 
心配なお母さん方へ、面接での質問事項に回答を用意し、声に出して読み、録音
をして聞いてみることです。要領を得ない長い話は、聞いてもらえないでしょう。
自己中は、どこでも歓迎されません。また、お子さんには普段、使わないような
言葉を教えこまないことです。
 
少し気になることがあるのですが、こういった答え方をする子が増えています。
「お名前を教えてください」
「私の名前は、△△○○です」
「お誕生日を教えてください」
「私の誕生日は、平成○○年△月□日です」
「幼稚園の名前を教えてください」
「私の通っている幼稚園は○△幼稚園です」
 
普段、こういった答え方をしているでしょうか。常にお子さんが、こういった丁
寧な答え方をしているのであれば、もっと自然な答え方になるはずですが、どう
にも様になっていない場合が多いのです。大人の受験対策的な思惑から教え込ん
だ場合、どうしても不自然になるのは否めない事実ではないでしょうか。お子さ
んが緊張して固まってしまい言葉が出なくなれば、それまでです。これは、ご両
親が決めたことですから、模擬面接でも「止めなさい」とはいえません。今更仕
切り直しでは混乱するだけですから。ご両親が面接を担当する先生であった場合、
「どういった印象をもたれるでしょうか」とアドバイスはしています。
 
季節の変わり目は、昼と夜の温度差が激しくなりがちです。健康管理には、十分
に気をつけましょう。
(次回は、面接編の2 面接当日の留意点などについてお話しましょう)
 

さわやかお受験のススメ<小学校受験編>★★願書の書き方★★

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        「めぇでる教育研究所」発行
     2016さわやかお受験のススメ<小学校受験編>
            (第59号)
 年長児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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★★願書の書き方★★
 
志望校も決まれば、願書の記入となります。
 
願書は、ご両親の考え方や性格など、いろいろなことが浮かび上がってくるも
のです。
面接される先生方は、この願書を読まれて面接に臨むわけですから、いってみ
れば、学校側が知ることのできる唯一の情報であり、書き方によっては、それ
が決め手となりかねません。
志望理由やご家庭の教育方針、お子さんの性格や育児の留意点、職業、通学経
路など、記入されたデータをもとに質問が始まるわけですから、親としての責
任は、限りなく重いものです。
 
簡潔で、的を射た表現から、面接は穏やかな雰囲気で進み、お互いのコミュニ
ケーションが成り立ちます。
逆に、要領を得ない、冗漫な表現では、悪い印象を与えかねません。
 
ほとんどの願書には、「楷書で丁寧に記入し、使用する筆記用具は黒の万年筆
かボールペン」と注意を促しています。
達筆な草書で書かれた願書は、注意を無視することになり、見た目はきれいで
あっても、簡単に読み切れませんから、何百通の願書を読む立場になれば、こ
れほど思いやりの欠けた願書もないでしょう。
また、記入欄いっぱいに小さな字で書き込むのもどうでしょうか。
もし、あなた自身が面接を担当する先生の立場でしたら、どういった願書を歓
迎するでしょうか。
やはり、一点一画を丁寧に、読みやすく書くことが大切だと思います。
 
また、書き慣れているからと、サインペンを使用することは避けましょう。
サインペンは水に弱く、にじんで願書を汚したり、字、そのものが消えたりし
がちだからです。
 
●願書記入に関しての留意点
 
・氏名で齋(斎、斉)、澤(沢)、邊(辺)、壽(寿)など、普段、略字で書
 き慣れている方は注意しましょう。
 氏名の「ふりがな」は、ひらがなで書かれている場合は「ひらがな」で、カ
 タカナの場合は「カタカナ」で記入します。
 
・現住所は、住民登録票に記載されている通りに記入します。
 やりがちなミスは、
 〔東京都新宿区○○町4ー5ー6 メゾン△△△△ ××号〕
 といった住所の記入です。
 住民登録票には、以下のように表記されているはずです。
 〔東京都新宿区○○町4丁目5番地6号 メゾン△△△△ ××号〕
 
・職業は、簡潔に記入しますが、説明をしなければわからない場合もあります。
 記入欄は限られていますから、面接の折りに質問を受けることを考え、わか
 りやすく説明できるようにしておきましょう。
 自営業の方は、年収や従業員数等を尋ねられたケースもありましたから、ま
 とめておきましょう。
 私学はご家庭の経済力に依存しており、経済的な基盤が安定しているかを確
 認していると考え、的確に応じることが大切です。
 
 職業を持っている母親は不利といわれているので、書くことを躊躇されるお
 母さん方がいると聞きますが、これも噂の一つです。
 入学後の送迎や、緊急時のお迎え、学校の行事や参観など、きちんと出席し、
 協力できれば問題はありません。
 緊急時のお迎えについては、東日本大震災以後、速やかに対応できることも
 求められています。
 学校側に不安を与える条件がなければ、専業主婦より、苦労をするわけです
 から、もっと自信を持ってください。
 
・通学方法、所要時間は、電車の場合は、各駅停車を利用した時間を、乗り換
 えがある場合は、それに要する時間、自宅から最寄りの駅、駅から学校まで
 といった歩く時間は、子どもの足でかかる時間を記入します。
 駅から学校までの時間は、学校側から○○分と指定している場合もあります
 ので、読み落とさないように注意しましょう。
 
 通学時間は、多くの場合、ラッシュアワーを避けるようにはなっていますが、
 地域によっては、その時間帯になることもありますし、バスの場合は渋滞な
 どから、時間がかかることもあります。
 正確な時間を知るためにも、登校時間に合わせて出かけ、所要時間を把握し
 ておきましょう。
 乗り換えがある場合、特に、地下鉄などは、迷路のような所もありますから、
 注意が必要です。
 私は青山学院初等部、東京女学館小学校、聖心女子学院初等科へ行く時に、
 副都心線を利用しますが、渋谷駅で、いつもうろうろしてしまいます。
 上記の学校の他に、幼稚舎、立教女学院小学校(制服がないので推定?)、
 昭和女子大附属小学校の生徒達の姿を見かけますが、みんな何の苦もなく乗
 り換えています、当たり前の話ですが(笑)。
 
・写真は、カラーでも白黒でも可、写真屋さんで撮らなくてもスナップ写真で
 も可、といっている学校もあります。
 制限があるとすれば、3ヵ月以内に撮影されたもので、本人と確認できるも
 のです。
 「○○写真館ご用達の写真でなければ合格しない」は、単なる噂ですが、気
 になさる方は、ご利用ください。
 メールマガジンで「噂といっていたから撮らなかったので不合格になった」
 などと、あとでいわれても困りますから・・・、冗談ですが。
 
・性格、長所、短所ですが、正直に書きましょう。
 子どもは、演技できませんから、試験場のどこかで、あらわれるものです。
 短所の表現には、十分に気をつけてください。
 「気が短くて飽きやすい」などと書かれる方はいないと思いますが、これで
 は、保護者として失格でしょう。
 「だれが、そのように育てたのか」と思われるだけです。
 親の愛情の伝わる表現の仕方があるものです。
 短所は、育児でうまくいかなかったところが表われているといえますし、遺
 伝もあると考えられますから、お子さんだけの責任ではありません。
 
・ミッション系の学校の願書には、宗教について書く欄があります。
 そこへ「無し」「無宗教」などと書かれる方がいますが、これはどうでしょ
 うか。
 日本人であればどこかの宗派に属しているはずですから明記しましょう。
 「仏教だと不利」は、噂にすぎません。
 
・誤字や略字に注意が必要です。
 働(仂)、卒(卆)、言(云)、その他 問、職、点、第など。
 
願書の記入上の注意に関しては、9月から始まる説明会でもやっていますし、
学習院初等科、青山学院初等部では、記入例を細かく記した資料も同封されて
います。
それでも、印鑑の押し忘れや、記入漏れなどがあると注意を促していますから、
記入例や注意書きにしたがって、慎重に書くべきです。
 
書き損じた場合は、修正液を使用してもよいという学校もありますが、やはり、
願書は「お願いの書」ですから避けるべきで、そのためにも何部かコピーを取
り、下書きをすべきでしょう。今年の白百合学園小学校の説明会では、願書だ
け別売していました。
 
また、慶應義塾幼稚舎や早稲田実業学校初等部などの願書のように、志望理由
などを書く欄に線の引いてあるものは書きやすいものですが、雙葉小学校や白
百合学園小学校、日本女子大学附属豊明小学校の面接書類のように、白紙で線
がなく、書く欄も広い場合は、あらかじめ鉛筆で薄く線を引き、万年筆かボー
ルペンで記入した後、完全にインクが乾いてから消しゴムで線を消せば、字も
揃い、読みやすくなります。
なお、願書に関する情報は、平成27年度(平成26年11月受験)のもので
あることをお断りしておきます。
 
最後に、「主人は字が下手なものですから、私が書いた方がよいでしょうか」
といった質問をよく受けますが、一点一画、丁寧に書けば、決して読みづらい
願書にはならないと思います。
また、「主人が書かなければ合格しない」ともいわれているようですが、これ
もおかしな話で、どうやら、願書の最後のところなどに、「記入者」と書かれ
ているところから、こういった噂が流れているようです。
 
「字が下手」「主人が書く」などは、どうでもよいとはいいませんが、一点一
画、丁寧に書かれ、志望理由などが要領を得たものであれば、それで十分では
ないでしょうか。
「形を繕うより心」です。
わが子のために心から、その学校への入学を希望されているならば、そこには、
自ずとご両親の心意気が表われているはずです。
 
「願書は、ご家庭の顔」といわれる理由は、ここにあるのです。
 
猛暑も峠を越したようですが、まだ、油断できません。間もなく、幼稚園も始
まり、講習会も最後の仕上げに入ります。胸突き八丁にかかりますが、もう一
息です、頑張りましょう。
(次回は、「面接について」お話ししましょう)
 

さわやかお受験のススメ<小学校受験編>★★よく受ける質問から

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        「めぇでる教育研究所」発行
     2016さわやかお受験のススメ<小学校受験編>
            (第58号)
 年長児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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よく受ける質問から
 
暑い夏休み、ここで一息つきましょう。
この時期によくある質問からいくつかを紹介しましょう。
 
Q.慶應義塾幼稚舎の試験では、絵がうまく描けなければ合格しないそうで
  すね。
 
A.「うまく描けなければ」という文言は、大人の考える絵に対する評価で
しょう。
この考えが、子ども達を苦しめているようです。
入試で絵を描かせるのは、絵の巧拙、上手、下手だけを見ているのでありま
せん。
大人は自分の考えを相手に伝えるのに、言葉だけで足ります。
しかし、幼児は、言葉だけでは不十分です。
言葉で足りなければ、体全体で表す身体表現も、大切なコミュニケーション
の方法で、絵もその一つです。
自分で思っていること、考えていることを絵で表現したいのです。
子どもの絵は写生ではなく、感じたことを描いていると思います。
ですから子どもは、絵の巧拙にこだわらず、思い通りに、せっせと描きます。
そばで見ていると、本当に楽しそうです。
以前、幼稚舎が、画家が絵を描くときに使うイーゼルを立て、絵を描かせま
したが、舎長は、その目的を「子ども達の顔の表情を見たかった」とおっし
ゃっていました。
ですから、一つの話を聞いたあとに、「この続きの絵を描いてみましょう」
といった問題に発展させ、子どもの感性を見ているのではないでしょうか。
 
「うまい」に越したことはありませんが、それが、子ども自身の感性ではな
く、誰かに教え込まれたものであれば、評価されないと思います。
どなたがおっしゃったかわかりませんが、そういった絵を「大人の手垢のつ
いた絵」というそうです。
「お子さんは、楽しく絵を描いていますか」
そうであれば、子どもらしい絵が描けていると思います。
学校の狙いも、そこにあるのではないでしょうか。
 
Q.1枚の絵を見て話を作るのが苦手なのですが、うまくなる方法はないで
  しょうか。
 
A.「うまくなる方法」などありません。
技術的なことを教えても、お子さんは、おそらく理解できないと思います。
1枚の絵から話を作るのは、本当に難しいものです。
絵を見ても、自分で体験をしたことがなければ、話せないのが幼児です。
まず4枚ほどの絵からできている「お話作り」の問題からやってみましょう。
4枚の絵であれば、どういった状況か把握できるからです。
そこから話を作る方法を、自分なりに考え始めるものです。
最初は、つたない話になりがちです。
最後まできちんと聞いてあげ、できたことを褒め、それからおかしなところ
は、「ママは、こう思うけれど、どうかな?」と、お子さんに考えるヒント
を出してあげることです。
「違うでしょ、こうなの!」では、お母さんの作品になってしまいます。
これを十分にやった後に、3枚の絵、2枚の絵に進み、そして1枚の絵に挑
戦しましょう。
苦手なお子さんには、「お母さん(お父さん)、あのね!」方式がいいでしょ
う。
お母さんやお父さんに話しかけるように作ることです。
幼児の経験は、まだ狭いものですから、体験していないことを表現するのは
苦手です。
日常生活で、「ママ、あのね!」と話しかけてきたときは、必ず、聞いてあ
げましょう。
自分で体験したことを話す、これが話作りの基本でもあるわけです。
話すチャンスをたくさん作ってあげることが大切です。
なお、「お母さん、あのね!」方式は、某国立大学附属小学校で、作文の時
間に実践していた学習方法です。
 
Q.問題に取り組む時に時間がかかり過ぎるのですが心配ないでしょうか。
 
A.幼児には、問題集をやるときにも、さっさと答えるタイプと、じっくり
と考えて答えを出す二つのタイプがあるようで、イソップ物語の「ウサギと
カメ」の話から、前者を直感が働くウサギ型、後者をじっくりと考えるカメ
型と考えることもできます。
難しい対称図形や回転図形の問題でも、ウサギ型は、4つの答えから正解を
選び出すのにも時間がかからず、カメ型は、慎重に取り組みますから時間が
かかります。
一つ一つ検証して、答えを出しているからです。
おそらくお子さんは、カメ型のタイプではないでしょうか。
一つ一つ比べ、「これは、ここが違う」と納得しなければ、次の答えに手を
出せないのですから、むやみに急がすことはありません。
一度、仕組みや方法が理解できれば、スピードもアップします。
 
思考派のカメさん型は、中学年を過ぎる頃から、力を発揮し始めます。
考える力が育まれ、基礎学力がしっかりと身についているからです。
直感派のウサギさん型は、この頃に、一度つまずきますが、頭の回転の速さ
から立ち直れます。
ですから、カメさんの場合は、時間がかかってもあせらせることなく、問題
は時間内に解くことを、少しずつ教えてあげましょう。
ウサギさんは、ひらめきだけに頼らず、正解であっても、他の答えはどうし
て駄目なのか、その説明をさせましょう。
どちらもお子さんの大切な能力ですから、良いところを伸ばしてあげる、賢
いお母さんになってあげましょう。
 
Q.文字や数字の読み書きは、できた方がいいと友達は言うのですが、やっ
  た方がいいのでしょうか。
 
A.小学校の入学試験には、文字の読み書き、数字を使った計算はありませ
ん。
ただし、答えをイラストではなく、書いてある文字に印をつけるテストを実
施している学校もありますが、それは、その学校の方針ですから、受験する
方は、そのための準備が必要です。
また、暁星小学校でも、年中行事と関係のある数字、例えば母の日は5月で
すから5に○をつける、記憶の問題でスクリーンに映った数字と同じものに
○をつける問題がありましたから、1月・正月、2月・節分、3月・雛祭り、
4月・花祭り、5月・子どもの日、母の日、6月・父の日、7月・七夕、9
月・お月見、11月・七五三、12月・クリスマスなど、その月と数字がわ
かるようにしておきましょう。
やっていると思いますが、毎朝、カレンダーを見て、「今日は8月16日、
日曜日」というだけで、月日と曜日も無理なく覚えるものです。
ただし、数字を書く必要はなく、読めればいいでしょう。
文字は問題用紙に氏名を書きますし、靴を脱ぎ、試験が終わった後で靴を履
くときなど、書かれた名前を見て判断することもありますから、名前の読み
書きはできるようにしておきたいものです。
 
年長になる頃から、文字と数字を書きたがるようになりますが、その場合は、
正しい書き順を教えましょう。
自己流で覚えると、直すのに苦労するからです。
文字を書くことの得意であった子が、小学校へ入ってからことごとく直され、
自信を失う話をよく耳にします。
数字は「0・5・7・8・9」、文字は「と・も・や・よ」、書きにくい
「あ・お・そ・ぬ・む・め」などです。
ただし、テストで数字や文字で答えては、得点にならないことを教え、約束
してください。
 
以上の「Q&A」は当研究所発行の「さわやかお受験オススメ 小学校受験
 Q&A」からピックアップしたものです。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
 
暑い夏も、もう一息。
「夏を制する者は秋を制する」ともいわれています。
無理は禁物ですが、頑張りましょう。
(次回は「願書の書き方」についてお話ししましょう)
 

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