めぇでるコラム

2015さわやかお受験のススメ<小学校受験編>★★お子さん編★★

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        「めぇでる教育研究所」発行
     2015さわやかお受験のススメ<小学校受験編>
            (第64号)
 年長児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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説明会情報
先週の土曜日に行われた暁星小学校の説明会で今年の受験番号は、生年月日順
(8月-12月-3月-7月)で実施。立教小学校の第2回目の説明会では、
田代教頭は面接で「ミッション系のカトリックの教育に云々」ではなく「ご自
身の言葉で話してほしい、本気度をみたい」とおっしゃっていました。
 
お子さん編
ほとんどの場合、質問は、お子さんから始まります。
緊張をほぐすために、名前や生年月日、幼稚園(保育園)のことなどから聞くよ
うです。
しかし、住所や電話番号は、通常、あまり聞かれませんから、うまくいえない
場合があります。
そんな時、ほとんどの子ども達は、お母さんを見ます。
すると、お母さんは、
「東京都新宿区………」とやりがちです。
これはどうでしょうか。
住所や電話番号を、面接のために記憶させていると、こうなりがちです。
いえないと「減点される」と思っているのではないでしょうか。
ですから、答えなるものを、すぐに教えてしまうのです。
「ほら、迷子になったとき、どうする約束でしたか」などと、二人だけでわか
るヒントを出せるお母さんであってほしいのです。
遊園地やデパートなどで迷子になったとき、何が頼りになるでしょうか。
名前と住所を言えば、すぐに探してもらえることを知っていれば、お子さんも
覚えるはずです。
緊急事態が発生した場合、電話は連絡に欠かせないものです。
いずれも、面接のために覚えることではなく、自力で物事に対応しなければな
らない時のために、身につけておかなければならない知恵ではないでしょうか。
 
「幼稚園(保育園)は、楽しいですか。仲良しのお友達の名前を教えて下さい」
幼稚園が楽しく、友達がたくさんいれば、すぐに答えられるでしょう。
こういった質問からは、集団生活への適応力である社会性や協調性が育まれて
いるかがわかります。
幼児への質問は、日常の生活が中心となっていますから、難しい質問はないは
ずです。返答に詰まったときは、答えられなくてもよい、とはいいませんが、
面接官が、ご両親の態度を見ていると思えばいいでしょう。
余計な口出しをせず、温かく見守り、お子さんがわかるヒントを出せる保護者
であってほしいのです。
その時には、面接官に、「よろしいでしょうか」と一言、確かめることもお忘
れなく。
 
絶対にやってほしくないのは、お子さんの回答を訂正することです。
親子面接の指導をしているときに、こういったことがありました。
「何人家族ですか」
「はい、5人です」
お父さんが、あろうことか、「えっ!」といって、少しですが、笑ったのです。
「違うでしょ、4人ですよ」
お母さんが、あわてて、恐い顔をしながら、間違いであることを指摘しました。
びっくりしたのは、答えたお子さんです。
これはまずいと思い、すぐに質問をしました。
「5人家族なのですね。では、どなたがいらっしゃるのかな」
「お父さん、お母さん………、お姉ちゃん…、ぼくと……、ポチです」
お母さんを気にしながら、小さな声で答えました。
ポチは、いうまでもなく犬ですが、みんなでポチを可愛がっている様子が伝わ
り、微笑ましいではありませんか。
犬を家族に入れたから、「常識外れで減点!」などと考えにくいことです。
あわてて訂正したお母さんこそ、「保護者として失格!」、マイナス点がつく
と思います。なぜなら、その質問を境に、お子さんはそわそわし始め、それま
での元気な姿が見られなくなったからです。
笑ったお父さんは、その後のお子さんの様子を見て、後悔したのはいうまでも
ありません。
お子さんは、質問の内容を理解し、自分の言葉で、堂々と答えたのですから、
うなずいてあげるべきです。
お子さんの回答を訂正することはもちろん、笑うなどとは、保護者としてする
ことではありません。
 
お父さんに関する質問で、お子さんが困った顔になるのは、お父さんの仕事で
す。
「お父さんは、どのようなお仕事をしているのですか」の質問に、「国家公務
員です」と「みんなのために役に立つお仕事です」との答えでは、どちらが子
どもの答えとして、ふさわしいでしょうか。
「サラリーマン」では、わかりません。
お子さんは、お父さんの仕事を、きちんと説明できますか。
こういった質問から、普段の親子関係がわかるとはいいませんが、仕事はご自
身の生きがいと考えれば、あだやおろそかに出来ないのではないでしょうか。
「お父さんは、ぼく達のために一生懸命に頑張っているんだ!」
と思っていないお子さんは、いません。
お子さんにわかるように説明しておきましょう。
 
姿勢の崩れるお子さんもいます。
質問を聞きながら、足をぶらぶらさせたり、手を机の上に乗せたり、女の子は、
スカートを握りしめるなど、落ち着かなくなり、姿勢の乱れる場合があります。
普段から、食事のときなど、だらしなく食べているお子さんは、その通りにし
ますから問題外として、心配なのは、緊張のあまり、本人が気づかずに、その
ようにふるまうことがあるのです。
姿勢の乱れた姿など見たこともないお母さんは、びっくりしてしまい、あわて
て手足をたたいたり、手を膝に戻したり、心配のあまり、膝をつねってしまう
お母さんもいます。もっとすごいお母さんになると、恐い顔をして、にらみつ
けます。
これもどうでしょうか。
本人は緊張しきって、意識せずにそういった動作をしているにすぎないのです。
何もしなくてよいとはいいませんが、やはり、修正をしなくてはならないでし
ょう。
 
これはいいなと思ったお母さんがいました。
「タロウくん、足が笑っていますよ」
と、やさしくいったのです。
気づいた本人は、お母さんを見て、手で頭をかくような仕草をし、照れ笑いし
ながら、腰を少し前に進めて、足をしっかりと床につけ、手はお膝になりまし
た。
お母さんは、「申し訳ありません」といった気持ちを表すかのように、軽く会
釈をしたのです。
見事でした。
お子さんが緊張した場合、どのようなことをするか、よくわかっていて、椅子
に浅く腰掛けて訂正する方法を、親子で体験済みだったのでしょう。
これが保護者の役目ではないでしょうか。
 
また、本人の質問が終わり、ご両親の番になると、今度は緊張感から開放され、
退屈になり、姿勢の崩れることがあります。
模擬面接のときに、男の子には、「お父さんやお母さんがお話をしている間は、
手をひざに置き、背を伸ばして聞いているのが、一番、かっこいいのだよ」、
女の子には、「一番、かわいいのですよ」と話しています。
「じっとしているんですよ!」だけでは、効果はありません。
親が話をしているとき、終わるまで静かに待てる方法を考えてあげましょう。
 
ところで、家庭学習で苦手な問題にとり組む時には、細心の注意が必要です。
繰り返しますが、幼児がわからないといった時は、本当にわからないのです。
お子さんがわかるように工夫してください。
「何でできないの!」といった不用意な言葉がけで、今までの自信を崩すこと
にもなりかねません。
お子さんが萎縮するようなやり方だけは、絶対に止めましょう。
 
朝晩、涼しくなってきましたが、暑かった夏の疲れが出やすい時です。
健康管理には、十分に気をつけてください。
     (次回は、「ご両親の面接」についてお話をしましょう。)
 

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