メールマガジン

「受験に必要な知識や礼儀作法、言葉遣いなどを詰め込み、受験準備、こと足れりとお考えになるのは誤りであることに気づいてほしい」これはある校長先生の話です。では具体的にどういった受験準備が求められているのでしょうか。本メールマガジンは、長年、小学校受験について情報を提供してきました。学校説明会にはできるだけ参加し「受験には何が必要か」を紹介してきました。そのノウハウをもとに、出発点は年中の７月とし、そこから本番まで、具体的なアドバイスを織り交ぜながら、受験に必要な準備、そして学ぶ面白さを紹介していきます。「無理なく、楽しく準備をする」、一緒に挑戦してみませんか。微力ながら応援させていただきます。

私は日本が大好きです。四季があるからです。
四季折々の自然の変化に、感謝の気持ちをこめて祝ったのが、年中行事です。
四季の行事や生活、風習を伝える昔話も、たくさん残されています。年中行事も昔話も立派な文化遺産なのです。

行事や昔話を心の底から楽しめるのは、子どもの時だけでしょう。貴重な文化遺産をぜひ育児に利用しましょう。
そこには情操を育むものが多く秘められ、今も昔も変わらない、わが子の健やかな成長を望む親心も詰まっています。

小学校入試の問題に、なぜ年中行事や昔話が出題されるのでしょうか。
なぜ名門小学校は情操豊かな子を望むのでしょうか。

お読みになって、お子さんと一緒に楽しんでいただければ幸いです。

藤本紀元の著書「情操教育歳時記日本の年中行事と昔話　情操豊かな子どもを育てるには」をもとにお届けします。