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めぇでるコラム : 2021年4月

さわやかお受験のススメ<小学校受験編>★★入試問題を分析する★★[8]構成力・観察力に関する問題(2)

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    「めぇでる教育研究所」発行
さわやかお受験のススメ<小学校受験編>
        第40号
  現年中児のお子さまをお持ちの方へ
小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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★入試情報★
○日出学園小学校
  第2回学校説明会
   日時 4月24日(土) 第1部 13:30~15:00
               第2部 16:00~17:30
   第1部は満席になっています。ホームページからの予約制。
   今年の公開行事の日程も出ています。詳しくはホームページをご覧くだ
   さい。
 
◯国府台女子学院小学部は最大40組、昭和学院小学校は80組限定で分散し
 て見学会等を行います。詳しくはホームページをご覧ください。
 
〇学習院初等科
  WEB学校説明会
   日時 5月1日(土)~5月9日(日) 予約不要
  
  学校見学会
   日時 5月8日(土)時間は生まれつきによって異なります。予約不要
  
  
 
★★入試問題を分析する★★
 [8] 構成力・観察力に関する問題 (2)
 
今回は複雑な分割です。三角形、四角形、円形の二分の一、四分の一といった
分割は、基礎トレーニングで理解できているはずです。問題は、複雑な分割で
す。
大人でも、「ナヌ……?」と考え込んでしまう問題もありますね。
ですから、これもいきなり問題集を使うのは、やめた方がいいでしょう。
混乱するだけです。
「ブンカツ! 聞いただけで頭が痛くなるわ!」
算数嫌いになりかねません。小学校の勉強は、1年生から何といっても国語と
算数が基本ですから、スタートでつまずくと大変です。
 
問題集とお子さんがかつて愛読していた絵本などを使います。
絵本の絵に問題集の分割線通りに線を引き、切り、それを使ってやってみまし
ょう。分割の大きさは、大きくしてもかまいません。
昔の愛読書ですから、覚えているでしょうし、忘れていても思い出します。
それに形が大きいですから、しっかりと学べます。
3分割ぐらいから始めましょう。
 
「お母さん、これ『桃太郎』でしょう!」
笑顔を浮かべながら取り組むお子さんの姿を想像できますね。
絵本には、いろいろな思い出が残されていますから、面白がって取り組むはず
です。
 
表ができたら、裏も使えます。
1枚の絵で、二通りの学習ができます。
コツが理解できれば、白紙で挑戦、 絵で一回学習していますから、最初は楽
勝ですね。
これでやる気を育て、複雑な問題に挑戦できるようにしましょう。
 
できない問題があっても、心配はありません。
問題集を読んでいて、「こんなの、時間内にできるのかな?」と思える問題が
あると、学校側の狙いは何だろうと考えてしまいます。難易度の高い問題があ
ると、「できないと合格しない!」と考え、無理やり教えこんでしまう保護者
がいると聞きます。何といっても今の保護者の多くは、偏差値教育を受けてこ
られた元受験戦士ですから、やりますね。
 
しかし、考えてみましょう。受験生は5、6歳の幼児です。学校側は、構成力、
プラスやる気、意欲、これを見ているのではないでしょうか。
あせらずに、時間をかけて、できるようにしてあげましょう。
 
このように心がけていると、例えば、試験場で難しい構成の問題に出合った時、
「わかんない…!」と泣き出してしまう子と、できなくても最後まで挑戦し、
時間がきたら、「やっぱり、できないな!」といって、きちんとやめる子とで
は、泣き顔のお子さんからは「何でもできなくてはいけないと考える満点主義
の教育ママの顔」が、頑張ったお子さんの場合は「一所懸命に頑張ってできな
ければ仕方がないでしょう」とあたたかく励ますお母さんの笑顔が浮かんでく
るといった評価も生まれるものではないでしょうか。
 
オロオロ、キョロキョロと辺りを見るようでは、「できなきゃいけない!」と
いう価値観が、お子さんをがんじがらめにしていることになりかねません。
小さい時から、「何でもできなくては駄目!」と教えるのは、いいことではな
いと思います。
できないことがあるから、できるように勉強するのが学校教育の目的です。で
きないことが悔しかったら、それをバネにして挑戦する気持ちの方が大切です。
 
幼児期は、結果を競い、結果だけを求める時ではありません。やはり、「やる
気、挑戦する意欲」を見ていると思います。
家庭学習でも、こういった面を育ててほしいですね。
 
プリントでの分割の問題は、当てはまらないもの、おかしいものを消していく
消去法がいい
でしょう。その時に、なぜ必要ではないのかをお子さんに説明させると、効果
はさらに上がります。自分の考えを言う、言葉で表現するのは、本当に難しい
ですね。
「これは、ここが違うから、当てはまらないわ」
「そうですね、角度が違うわね」
「角度って、なあに?」
「開き具合ですよ」
これは教え込むのではなく、「……?」と興味を持たせることです。関心を持
てば、記憶されるものです。
知的な刺激を与えてあげましょう。
 
構成の問題に限りませんが、たとえば、答えが違っていたとします。前にお話
しましたが、そんな時に、やってはいけないことがありますね。子どもの前で、
間違いを指摘しないことです。
 
「これ違っていますよ!」
「それならこれかな?」
「違います!」
「じゃ、これかな?」
「何で、考えないの、あなたという子は!」
こうなりがちです、そうではないでしょうか。
最後は、顔色も変わり、話す口調に怒気さえ含んでいます。子どもは怒られた
くない一心で、ひたすら残っている答えを指差すだけです。偶然に答えが合う
ことを祈って、です。考える時間を与えていません。
 
「勉強って、つらいものだな!」
このような気持ちにさせてしまっては、小学校へ入る前から、勉強の嫌いな子
になりがちです。
 
わからなかったら、コピーをとり、それを切らせ、組み立てることです。怒ら
れて、おどおどしながらやっているお子さんの気持ちを考えてあげましょう。
かわいそうだと思いませんか。お子さんが、お母さんの顔色を気にしはじめた
ら、気分転換をはかることですね。お互いの精神衛生のためです。難易度の高
い問題に取り組むときこそ、あたたかい配慮が必要です。
 
閑話休題。
 
問題の解説は一休みして、お母さんの「育児の姿勢」をチェックしてみましょ
う。日本でもベストセラーとなった「子どもが育つ魔法の言葉」(PHP研究
所 刊)の著者、ドロシー・ロー・ノルトの作ですが、お読みになったお母さ
ん方は、この本の冒頭にある「子は親の鏡」の詩には、納得されたのではない
でしょうか。ここで紹介するのは、確か、スウェーデンの中学生用の教科書に
あったものだと記憶していますが、資料が見つからないもので、間違っていた
らお詫びいたします。
私どもも教室の入り口に掲示していますが、「育児しながら育自する」お父さ
ん、お母さん方が大切にしている心構えではないでしょうか。
 
      子ども  ドロシー・ロー・ノルト 作
 批判ばかりされた 子どもは 非難することを おぼえる
 殴られて大きくなった 子どもは 力にたよることを おぼえる
 笑いものにされた 子どもは ものを言わずにいることを おぼえる
 皮肉にさらされた 子どもは 鈍い良心の もちぬしとなる
 しかし、激励をうけた 子どもは 自信を おぼえる
 寛容にであった 子どもは 忍耐を おぼえる
 賞賛をうけた 子どもは 評価することを おぼえる
 フェアプレーを経験した 子どもは 公正を おぼえる
 友情を知る 子どもは 親切を おぼえる
 安心を経験した 子どもは 信頼を おぼえる
 可愛がられ 抱きしめられた 子どもは 世界中の愛情を 感じることを 
 おぼえる
 
いかがでしょうか。
 
お子さんは、ご両親の作る環境で育っていくことを、忘れてはいけないと思い
ます。受験されるお子さんは、同世代のほんの一部の子どもたちの一人です。
ほとんどの子どもたちは、こういった受験準備をせずに、小学生になります。
 
算数を例に取れば、加減乗除から分数の領域まで、数字も記号も使わずに学習
し、「話の記憶」では、中高学年で習う「長文の読解」を文字も使わずに学習
するわけですから、家庭学習は、そのことを理解した上で、無理のないように
進めていただきたいのです。
 
お子さんが嫌がるときは、スパッとやめましょう。
そして、寝静まった頃に、お子さんの寝顔を見ることですね。
お父さん、お母さんの気持ちも、切り替えられると思います。
大切なのは、お子さん自身の将来、歩むべき道ですから……。
 
年長さんになり、少しでもお兄さん、お姉さんらしくなったところが見えたと
きは、ほめてあげましょう。
 
第39号でもお話ししましたが大切なことですから繰り返します。
「さすがお兄さん(お姉さん)!」は子どもに自信を持たせ、「お兄さん(お
姉さん)なんだから!」は、不満や不安を募らせがちで、賢い保護者の口にす
る言葉ではありません。
子どもたちは、お父さん、お母さんの何気ない言葉にも、敏感に反応している
ことを忘れないでください。
 
 
(次回は、「構成力・観察力に関する問題(3)」についてお話しましょう。)
 

 


さわやかお受験のススメ<保護者編>第6章(3)入園、入学を迎えたお母さん方へ

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       「めぇでる教育研究所」発行
   2022さわやかお受験のススメ<保護者編>
       ~紀元じぃの子育て春秋~
   「情操教育歳時記 日本の年中行事と昔話」
     豊かな心を培う賢い子どもの育て方
          -第22号-
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第6章(3)入園、入学を迎えたお母さん方へ
 
 
4月は、これを抜きに考えられません。
環境が変わるのは、大変なことです。幼稚園や保育園は、ご両親にとっても、
第三者に教育を委ねる初めての場所です。子どもたちは、親のもとを離れて初
めて生活する場所であり、ご両親に十分に保護されていた環境から巣立つわけ
です。
スタートが、肝心ではなかったでしょうか。
 
子どもたちも、新しい環境になじもうと一所懸命に努力します。毎日、楽しい
ことばかりが続くわけではなく、いやなこともあります。それでも、幼稚園へ
行こうとするのは、新しい環境には、家にはない魅力や新鮮な刺激があるから
です。先生方も幼稚園は楽しい所だと、精一杯、努力をします。見ていると涙
ぐましいほどです。
 
しかし、変なお母さんがいるようですね。
「お母さん、ぼく、幼稚園へ、行きたくない!」
そのわけも聞かずに、瞬間湯沸かし器になって、幼稚園へ怒鳴りこむ「過保護・
溺愛・自己中心」の三つを備えたKYJT(空気読めない自己中)ママです。
「悪いのは友だち、きちんと指導のできない先生!」
というそうです。多くの場合、お母さんと子どもに原因があるのですが、恥ず
かしげもなく、こういう行動を起こすお母さんですから、お母さんも子どもも、
そのことがわかりません。かわいそうなのは、子どもです。いつまでたっても、
お母さんから逃れられませんから。
 
幼稚園は、お父さん、お母さんのもとを離れても楽しいことがたくさんあるこ
とを実地体験する場所です。自立心を培って、小学校の集団生活に適応できる
力をつける所ですから、お父さん、お母さん方も子ども中心の育児から卒業し、
客観的にわが子を見る機会と考えましょう。
 
過剰な愛情を注いでもいいのは、3歳までです。
 
3歳を過ぎると自立が始まりますから、「手を出さない、口をはさまない育児」
に徹すべきです。極端にいえば、3歳を過ぎても子どものやっていることを見
て、手を貸したくなるようでは、もう十分に過保護ですし、口を出したくなる
ようでは過干渉です。
 
一人っ子では、この加減がわからなくなりがちですが、きょうだい二人の下の
子を見るとわかります。上の子にないところを持っていることが、往々にして
あるものです。最初の育児は、何事につけても慎重になりがちですが、二番目
の子は経験済みですから手を抜きます。その分、子ども自身が自力でやらねば
なりませんから、それだけ試行錯誤を積み重ね、苦労しているので、たくまし
くなります。「一姫、二太郎」とは、「子を産み育てるには、最初は女の子、
二番目は男の子が育てやすくてよい」ということですが、それ以外にもこうい
った意味があるのです。
 
男の子は、適度な試行錯誤を過ごせる環境でなければ、たくましく成長しませ
ん。教室でも、女の子はかなり積極的に自信を持って取り組む子をよく見まし
たが、男の子は自信がないのか、なかなか手を出さない子がいたものでした。
一般に、女の子は成長が早いので、あまり手がかからないものですが、男の子
は少し遅いですから、男の子を育てているお母さん方、過保護にならないよう
注意しましょう。お母さん方は、とかく男の子に甘いところがあるからです。
もっともお父さん方は、女の子に甘くなりがちですから、お互いに客観的に子
育てを見直すことも大切ではないでしょうか。
 
ところで、平成4年度から施行された「幼稚園教育要領」によると、保育の方
針は、従来の「一斉保育から自由保育」となり、「一人ひとりの個性を伸ばし
ていく保育」に変わっています。これを誤解するお母さん方がいるようですね。
 
自由保育といっても、勝手気まま、何でもありの自由奔放な保育ではありませ
ん。みんなで一斉に、同じことをするのはやめて、自発的に活動できるように
導く保育です。
 
例えば、知識や理解力を培うにも、自分自身で考え、工夫する機会や経験を、
たくさん持たせ、自分勝手な考え方ではなく、客観的なものの見方や考え方を、
身につけるように指導することです。もっと大胆にいえば、「他律」ではなく
「自律」の保育です。ですから、過保護や過干渉な育児をやっていては、自律
できない、わがままで、甘えん坊の弱虫な子になりがちです。
 
幼稚園へ行かせるのは、親の子離れ、子どもの親離れの実地訓練期間と考える
べきだと思います。子離れできない育児は、運転免許取得でいうと、まだ仮免
前の段階です。幼児期の過保護、過干渉の育児が、中学生の頃になると、幼児
期に体験していなかったことから生じるギャップに対応できず、家に引きこも
ったり、非行に走ったりするのではないかと思えてなりません。育児しながら
「育自」するお母さんになってください。
 
しばらくの間、慣れるまで、子どもたちもクタクタに疲れて帰って来るでしょ
う。しっかりと、やさしく抱きしめて、勇気を与えてあげましょう。また、送
迎を義務付けられている幼稚園の場合は、お母さん方も体調を崩さないように
気をつけてください。
 
小学校も同じです。
新学期が始まると、もう勉強を気にするお母さんが増えているようで、子ども
たちが新しい環境に慣れるのに、どのくらい神経を使っているか、わからない
お母さん方がいると聞きます。特に、国立附属や私立の小学校へ通う子どもた
ちは、電車やバスを使い、1時間前後の時間をかけて通学することもあるはず
ですから、慣れるまで大変です。朝のラッシュ時に、ランドセルを背負い電車
に乗り込む子どもたちを見ると、「頑張れ!」と声をかけたくなります。
 
何といっても、狭き門をくぐり抜けてきた幼き戦士ですから。新しい環境に慣
れるまで、勉強のことは忘れましょう。
今年受験予定の皆さん方は、東日本大震災以降、通学経路、所要時間も、学校
選択の大切なポイントにもなっていることもお忘れなく。
 
極端な話ですが、学校から帰ってくるなり、
「宿題はないの!」
「テストは、どうだったの?」
「予習しなくて、いいの!」
「4時から塾です。遊びに行ってはいけません!」
こんなことばかりいわれて、勉強好きな子になれるでしょうか。これでは、命
令、統制、禁止、管理の育児で、勉強もこの姿勢でされてはたまりませんね。
まだ、危険なことをしますから、監視の目は必要ですが、自分で考え、行動し、
やったことには責任を持たせる「自立させる育児」に切り替えるべきです。
 
勉強も同じです。
勉強は、本人がその気にならなければ、辛いものです。皆さん方も経験ありま
せんか。あったとすればなおさらのことでしょう。難しい話ではありますが、
「勉強は自分のためにすること」を、一学年でも早く自覚できる環境を作って
あげるべきではないでしょうか。
 
学校生活の様子を知る一つの目安として、先生からの連絡事項を、きちんと報
告できているかどうかがあります。できていれば、先生の話を聞いている証拠
ですから、とりあえず心配ありません。学習に取り組む姿勢も確実に身につい
ていきます。
 
そして、背を伸ばし、左手でノートを押さえ、きちんと筆記用具を持ち、筆順
に従った字を書いているか注意しましょう。知識を詰め込むより、姿勢を正し
て、きれいな字を書ける方が大切です。「形は心を作り、心は形を整える」とも
言われますが、一理あると思います。
 
しかし、小学校生活も、楽しいことばかりではないでしょう。いじめもありま
すし、けんかもするでしょう。先生に怒られることもありますし、勉強もわか
らなくなることもあるかもしれません。
「何で、ぼくだけ、こうなんだろ!」
と落ち込む時もあります。
 
そのようなことがあっても、翌日、子どもたちが元気に学校へ行くのは、家に
帰ればやさしいお母さんやお父さん方がいるからではありませんか。家庭でリ
フレッシュできるからこそ、明日に希望をもてるのです。
 
低学年時代は、お母さん方が頼りですから、温かい雰囲気のある家庭を作って
あげましょう。大人はストレスを解消できるすべを心得ていますが、子どもた
ちにはないからです。
 
そして、小学校低学年時代、大切に育てたいのは、相手を思いやる心、共に生
きる共生の心である徳育であり、いろいろなことを体験していくために必要な
体育であり、豊かな情操を養うための知育、そして挑戦する意欲だと思います。
「知育・徳育・体育」ではなく、今は、「徳育・体育・知育」と順番を入れ替
えるべきではないかと考えます。知育だけが優先される子育ては不自然で、い
つか壊れる不安が伴うのではないでしょうか。
幼児期は、三つの能力をバランスよく育てることが大切です。
 
かつて、聖心女子学院初等科の学校説明会で、本校の求める子ども像は、「心
身ともに強くて、心のやさしい子」、最近は暁星小学校が、たくましい子ども
とは「気はやさしくて力持ち」とおっしゃっていますが、そのためには、「心
身ともに強く、心のやさしい親」であるべきだということではないでしょうか。
「親の背を見て子は育つ」、これこそ育児の鉄則ですね。
 
小学校の低学年までに、生きる姿勢の基本的な枠組み、形が出来上がるのでは
ないかと考えています。そのお手本が、ご両親であることを肝に銘じておきま
しょう。
 
そして、忘れてならないのは、お父さん、お母さんは、お子さんが何人いても、
お子さんにとっては、たった一人のお父さんであり、お母さんであることです。
 
仕事柄、「育児で、もっとも大切にしたことは何ですか」と尋ねられることも
ありますが、「両親からやってもらったことで、うれしかったことはどんどん
実行し、いやだったことはやらないようにしました」と答えています。自分が
いやだったことは、子どもだっていやなはずです。
 
論語にも「己の欲せざるところは、人に施すことなかれ」という言葉があります。
反対句は、「己の欲するところを人に施せ」(新約聖書・マタイによる福音)です
ね。孔子の仁(思いやり)、キリストの愛、どちらでもいいのですが、こういっ
たことへの配慮でいいのではないでしょうか。
 
 
   (次回は、「4月に読んであげたい本」についてお話しましょう)
 
 
 
 
【本メールマガジンは、「私家版 情操教育歳時記 日本の年中行事と昔話 
情操豊かな子どもを育てるには 上・下 藤本 紀元 著」をもとに編集、
制作したものです】

さわやかお受験のススメ<小学校受験編>★★入試問題を分析する★★[8]構成力・観察力に関する問題(1)

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    「めぇでる教育研究所」発行
さわやかお受験のススメ<小学校受験編>
        第39号
  現年中児のお子さまをお持ちの方へ
小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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ご進級おめでとうございます。
年長さんになり、少し戸惑うかもしれませんね、お兄さん、お姉さんになりま
したから。「さすがお兄さん(お姉さん)!」とプライドをくすぐり自信をも
たせましょう。
「お兄さん(お姉さん)になったのだから!」は、不安や不満を募らせるだけ
で、賢い保護者が口にする言葉ではありません。
 
 
★★入試問題を分析する★★
 
[8]構成力・観察力に関する問題(1)
 
構成力・観察力に関する問題の基本は図形ですが、その他に模倣や同図形、異
図形の発見などがあります。
 
 
[図形合成の問題]
 
三角形、正方形、長方形、菱形、円形などの形についての理解力を問う問題で
す。これも、かなり難しいですね。
 
 ◆プレート合成
   ★(数枚のプレートが置かれている)
    「三角のプレートを使って、お手本と同じものを作りなさい」 
                  
難しくて、どこがどうなっているのか、わからないものがあります。とにかく
プレートを持って悩んでいても始まりません。しかも時間は限られています。
迅速な対応が求められます。
 
問題集でやる場合、プレートがついていれば、それを切り取って利用できます
が、ない場合は、少し厚手の紙で同じ物を作ってあげましょう。そして、問題
集に取り組む前に、お子さんにいろいろな形を作らせて遊ばせ、「おもしろい
な!」と興味を持たせることが大切です。プレート構成の意味が理解できてか
ら、挑戦しましょう。
 
 ◆分割合成                             
   ★(5つに切り離されたプレートが、バラバラに置かれている)
    「プレートをうまく組み合わせて、もとの円い形にしましょう」
 
三角形、正方形、長方形、円形が4つから5つに分割されたものを、元の形に
復元する問題で、ジグソー・パズルのように、絵が描かれている場合は、かな
りできますが、真っ白なプレートでは、苦労しますね。
お子さんにさせてみるとわかりますが、「△とは、□とは」と、定義を前提に
せずに、どんどんと作っていきます。
言うまでもありませんが、円は、外は曲線です。
三角は、3本の線で囲まれて、角は3つです。
四角は、4本の線で囲まれて、角は4つです。
しかし、子どもたちは、これを無視して取り組みますが、しばらくすると「で
きました!」となるのですから、やはり、遊びの感覚ですね。図形の定義を抜
きにした構成力で、本当に不思議なものです。
ただし、完成した時には、△、□、○などを言葉でいえるようにしておきまし
ょう。三角形は「さんかく」、正方形は「ましかく」、長方形は「ながしかく」、
円形は「まる」でいいでしょう。
 
   ★「左の形を作るには、右の長四角の中の、どれを使えばよいですか。
    3つずつ探して○をつけなさい」
 
先程、プレートでやった問題を、プリントで答える応用問題となります。いき
なり問題集をやると、直ぐにお手上げになりかねませんから、プレートを使い、
基礎トレーニングを十分積んでから挑戦しましょう。その基礎トレーニングで
すが、またしても折り紙の登場です。形がそろわないとうまく構成できません
から、きちんと折り、丁寧に切ることが大切です。角を合わせて2回折ると4
個の三角ができますから、それをお子さんに切らせます。
 
2枚使って三角を作ります。
次に四角です。
この四角を作るときに、角と角を合せて蝶々を作ることを覚えると、4枚で真
四角を作るときに役に立ちます。
平行四辺形もできますが、名称は、覚える必要はありません。
今度は、4枚で三角と四角と長四角を作ります。
三角は二通りできます。
 
ここで、お父さん、お母さん、挑戦しましょう。お子さんが三角4枚で作った
四角を使い、それより大きな四角を作ってください。かつて、東京女学館小学
校で出題された問題ですが、頭が固いとできません。
 
今度は、四角を折ってみましょう。                       
上下の辺を合わせて折り、広げて折っていない方を同じように折ると四角が4
つできます。三角は、何回切っても三角に変わりはありませんが、四角は、長
四角と真四角の繰り返しですね。
 
次に、円形です。コンパスがなくても、茶わんを使えば描けます。
半分に折ると扇形ができます。さらに、半分に折ると4個の扇形ができます。
バラバラにして組み立てられれば、円と扇形の構成がわかります。
 
ところで、○の分割で、ケーキを3人、5人、6人で分けるといった問題があ
りますが、子どもたちには難問です。○を三等分、五等分、六等分に分けたも
のを作り、それを切り取り、形を覚えておきましょう。
この問題を解くときに、器用に分けられる女の子がいるものです。                                             
「ママが、ケーキを切るのを見て、粘土でまねをしたの!」
お手伝いをしながら、5つ、6つに分けたのを見て、
「ママ、すごい!」
と驚き、実験して覚えたそうです。やはり、体験学習は、貴重な財産になって
いますね。
 
同じ体験ですが、「丸い粘土の固まりを使い、同じ大きさの玉を3個作りなさ
い」といった問題で、粘土の固まりを板の上にのせ、手でゴシゴシとこすり、
細長い棒状に伸ばして、それを三等分し、3個の玉を作った子がいました。
「ママとクッキーを作ったとき、こうすれば同じ大きさに作れると教わった
の!」
と嬉しそうに話してくれたものです。こういった日常生活での体験が、大きな
知恵となっていることがよくわかります。生活体験、学校側の狙いもここにあ
るわけです。
 
少し脱線しますが、3個に分けた玉を一つに丸めて、「○が3個でも1個にな
る」という子どもたちがいるものです。つまり、1+1+1=3ではなく1だ
というわけです。3個の玉を、もとの固まりに丸めると1つの固まり[○]にな
りますから、確かに[1]になります。
これは、「ある量のものをいくつに分けても、もとの量は変わらない」という
「量の保存」のことですが、量と数の違いは、粘土で説明するとわかりやすい
でしょう。
 
最後に、作った形を真四角、長四角、三角、円といった形でまとめてみましょ
う。どこかで見たことはないでしょうか。そうです、積み木の箱です。一つの
形を作ってきちんと収納されていませんか。図形の基本ですね。
三角2つで真四角が、真四角2つで長四角、長四角2つで真四角、扇形4つで
円ができます。積み木を片付けながら図形の構成を学習しているわけです。ス
ケッチブックなどにそれぞれの形を描き、その枠内にしまう練習もやってみま
しょう。
 
積み木は、頭脳のトレーニングになる遊びです。
遊んでいる子どもには玩具の一つですが、幼児期の図形学習や構成力、観察力
や立体感覚を養うために欠かせない大切な教具です。巧緻性のところでお話し
た「手は第二の脳」を思い出してください。手を使う作業は、目でとらえた情
報を脳に伝え、それをいかに行動に表すかを脳が考え、正しい指示を出し、手
先が適切に作業をする、体と脳の共同作業だとお話しました。
 
こういった共同作業をスムーズにできる子の知的な能力が高いといわれるのは、
それだけ試行錯誤を積み重ね、苦労をしながら、自発的に学習し、理解したも
のであり、先天的な能力だけではないと思います。しかも、子ども自身は「図
形や構成力のお勉強!」などと思って、取り組んでいるわけではないのですが、
構成力がつくだけではなく、夢中になって取り組むことで、集中力や学習意欲
も培われます。
 
子どもは、単に記憶にだけ頼るのではなく、身体全体を使い、学習をしていま
す。子どもの遊びは、すべて、何らかの学習につながっているのです。「遊び
はいけないこと」と考える保護者いると聞きますが、それは間違いです。幼児
期の遊びは、工夫する力を培う大切な作業であり、学習の場と考えましょう。
考え行動することで、自発性が養われるからです。
 
これで基礎トレーニングは、終わりです。基礎をしっかり理解してから、問題
集に挑戦しましょう。三角形、四角形のプレートつきのゲーム感覚の教材を選
んでください。図形の問題に強くなると、考える力がつきます。複雑な問題に
なると時間もかかりますから、集中力や持久力もつきます。
 
お子さんが一所懸命に「……! ……? ……こうやるのかな!」などと考え、
試行錯誤している時には、保護者は口を出さないことです。忍耐です。
「お母さん、これ、どうなっているのかな……?」
などと助け舟を求めてきたときにアドバイスしてあげましょう。
お母さんにも根気が必要です。その心構えが、お子さんの持久力や取り組む意
欲、自発性を育てるからです。
 
先程のお子さんが作った□を使って、それより大きな□を作る問題ですが、中
心に集まっている4つの頂点を、底辺を軸に、それぞれ左、右、上、下へ裏返
しにします。お子さんの作った□の外側に、4つの三角の屋根ができ、大きな
□となるはずです。仕掛けがわかると何でもないように思えますが、「コロン
ブスの卵」と同じですね。日能研のキャッチフレーズではありませんが、「□
(シカク)いアタマを○(マル)くする」、子どもとの付き合いで大切なのは、親
の既成概念、思い込みを押しつけないことです。
 
 
(次回は、「構成力・観察力に関する問題(2)」についてお話しましょう)
 

 


さわやかお受験のススメ<保護者編>第六章(2)桜について

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       「めぇでる教育研究所」発行
   2022さわやかお受験のススメ<保護者編>
       ~紀元じぃの子育て春秋~
   「情操教育歳時記 日本の年中行事と昔話」
     豊かな心を培う賢い子どもの育て方
          -第21号-
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第六章(2)桜について
 
 
今年もコロナ禍で、例年のようなお花見ができず残念ですが、いつもの花見を
思いつつ桜についてお話ししましょう。
 
日本を代表する花といえば、桜と梅、そして菊でしょうか。
しかし、梅と菊は、たえなる琴の音が流れ、何やら辺りをはばかり、ひっそり
と観賞しなければならない風情が立ち込めています。梅は一輪、一輪が、きり
っと咲き、「私は私、人は人!」と独立自尊を固持する孤独な感じがし、大輪
の菊は、「きちんと見ないと承知しませんことよ!」と衣服を改め、居住まい
を正して観賞せざるを得ない雰囲気があります。しかし、桜とくれば下戸も上
戸も無礼講とばかりに、にぎやかに盛り上がるムードがあります。しかも、桜
は、木、そのものが綿菓子のような花の塊で、「全員、集合して、楽しみなさ
い!」と博愛の心を大らかに誇示しているような気がします。
 
しかし、本来、花見は農耕と結びついた宗教的な儀式で、主役は人間ではあり
ませんでした。昔の人は、田の神さまは、秋の収穫が終わると山へお帰りにな
り、春と共に再び山から下りて来られると信じていました。ですから、田の神
さまを、桜の花咲く木の下にお迎えして、酒や料理でおもてなしをし、この年
の豊作を祈願する儀式であり、主賓は、神さまであったわけです。
 
 「さ」は「田の神」を、「くら」は「神座(神のいる場所)」を意味し、田
 の神がとどまる常緑樹や花の咲く木を指し、その代表として「さくら」の木
 をあてたもので、そめい吉野ではなく山桜でした。
  (絵本百科 ぎょうじのゆらい 講談社 刊 P10)
 
平安時代の貴族には、花見は野山で神さまを迎える儀式でしたが、武士の時代
と共に派手になり、例の秀吉の醍醐の花見のように、権力を示すための贅を尽
くした宴に変わり、やがて庶民にも浸透し、いつしか神さまは、主役の座から
引きずりおろされ、今では、桜のもとで食事や酒盛りをして楽しむ行事と成り
下がりました。といっても、昔もあまり変わらないようです。
 
かの兼好法師も徒然草で、「花はさかりに、月はくまなくをのみ見るものかは」
(百三十七段)と自然の観賞の仕方から人生観を語っていますが、その厳粛な
雰囲気の中で、宴会を開き、大騒ぎをしていたことを紹介しています。もっと
も、そういった人々の教養のなさを酷評していますが。古来、桜は何やら人々
をその気にさせる花なのですね。
 
ところで、桜は、日本の灌漑治水に大いに貢献した木でもあるのです。かつて
日本は農耕民族でしたから、水との関わりは、大変に深いものでした。その水
を運ぶ川は、普段は静かですが、豪雨などで水かさが増すと氾濫し、田畑を水
浸しにして、丹精こめて作った作物を駄目にしてしまいます。そこで昔の人々
は、知恵を働かせ、堤防を作るときに、桜の木を植えたのです。桜は根を張り、
しっかりと土を抱きます。春になると花を咲かせます。
そこへ人々が花見に出かけてきます。大勢の人が歩くと土手の地盤が固まり、
桜の根もしっかりと張り、強い堤防ができるのです。
 
こうした川沿いに多い桜の名所ですが、その他にお侍さんの勤め先である城と
寺社にも多いですね。
私たち日本人は、こうした名所の他にも、なぜか桜の下に陣取り宴会を開きが
ちですが、面白いことに、まったく縁のない所もあります。学校の校庭ですね。
たびたびお世話になります樋口清之先生の監修された本に、校庭の桜について
何とも言えず考えさせられる話がありましたので、紹介しましょう。
 
 日本人が桜を愛したのは桜の生命力を享受するという自然信仰からであった
 が、これが明治時代から少しおかしなことになった。
 それは、国学者平田学派が、明治政府の文教政策の中枢にいすわるとともに、
 本居宣長の「敷島の大和心を人問はば、朝日ににほふ山桜花」という桜を詠
 んだ歌がもてはやされ、桜こそ日本精神の象徴であるといったとらえ方が生
 まれてきたからである。
 さらに、桜は日本精神の象徴から発展して、ぱっと散るその散りぎわが美し
 いという美学が結びつけられ、いさぎよく散る軍人精神の象徴にされた。つ
 まり、死の美学に結びつけられたわけだ。このため陸軍を中心にさかんに兵
 舎に桜を植えたのである。やがて軍国主義は学校にも及ぶようになり、校庭
 にも桜が植えられるようになった。
 関東では桜の開花と入学式が重なるので、桜が新学期の象徴となっている。
 もともとは、生命力の象徴だったのだから、現代の我々はそうした気持ちで
 校庭の桜を眺めればいいのだが、一方で、学校の桜が軍国主義の死の美学か
 ら広まった歴史の皮肉な一コマも知っておいて損はないだろう。
(樋口清之の雑学おもしろ歳時記 樋口清之 監修 三笠書房 刊 P48)
 
 
さて、ここからは桜の豆知識を2つ。
 
日本最古の桜は、どこにあるかご存知でしょうか。
何と推定樹齢千八百年から二千年にもなる古木で、しかも、今、なお、可憐な
薄紅色の花を咲かせているとなると、アニメではありませんが、目が点になり
ますね。その桜とは、山梨県の北杜市、甲斐駒ヶ岳のふもとに建つ日蓮宗の古
寺、実相寺の境内に根を張る「山高神代桜(やまだかじんだいざくら)」だそ
うで、日本武尊(ヤマト タケルノミコト)が自ら植えたと伝えられています。
 
そして、日本の三大桜もご紹介しましょう。この山高神代桜と福島県三春町の
三春滝桜(樹齢千年)、岐阜県根尾村の淡墨桜(樹齢千五百年)です。淡墨桜
は、つぼみの時は薄いピンク、満開時には白、散り際には淡い墨色になり、こ
の散り際の色にちなみ命名されたそうです。
 
少し脱線。
桜ではありませんが、武蔵野市にある成蹊学園の校名の由来は、「桃李不言下
自成蹊」(桃李いわざれども下おのずから蹊を成す)で、校章も桃をかたどっ
たものですが、教育目標は人格者の育成です。明治維新の立役者の一人である
岩崎弥太郎の弟、弥之助の長男であった小弥太が、創立者中村春治に協力して
創った三菱系の学校です。隣の国立市には、大隈重信が創った早稲田大学の初
等部と西武が創った国立学園小学校があります。明治維新に活躍した岩崎弥太
郎と大隈重信、現代の代表的な企業三菱と西武、おもしろい組み合わせになっ
ています。
 
最後に、桜と言えば、この歌に登場してもらわなければ収まらないでしょう。
「さくら さくら」です。
歌詞は二通りあり、(一)が元のもので、(二)は昭和16年に改められたも
のですが、現在、音楽の教科書等には(二)を掲載しているものもあり、また
(二)を一番とし、元の歌詞を二番と扱っているのもあるそうです。日本古謡
と表記される場合が多いのですが、実際は幕末、江戸で子ども用の筝(和楽器
の一つ)の手ほどきとして作られたもので、作者は不明です。
 
  さくら さくら
  (一)さくら さくら  
     やよいの空は  見わたす限り
     かすみか雲か  匂いぞ出(い)ずる
     いざや いざや 見にゆかん
 
  (二)さくら さくら
     野山も里も   見わたす限り
     かすみか雲か  朝日ににおう
     さくら さくら 花盛り
          (フリー百科事典 Wikipediaより)
 
 
JR駒込駅の発車メロディーは、この「さくら さくら」ですが、発想のもと
は駅から徒歩7分ほどのところにある六義園の見事なしだれ桜でしょう。見ご
ろは三月下旬から四月上旬で、一見の価値ありです。六義園は小石川後楽園と
共に江戸時代の二大庭園で、和歌の趣味を基調とした回遊式築山泉水庭園、見
事なつつじやさつきを楽しめる庭としても親しまれています。
 
 
何かと心を騒がせる桜ですが、皆さん方もいろいろな思い出があるのではない
でしょうか。
四季折々の息吹を味わえるのは、本当に素晴らしいことです。日本に生まれ、
この時代に生かされていることに、感謝せざるをえません。自然に勝るものは
ないことを、しっかりと子どもたちに伝えるのも、親の使命ではないかと考え
ますが、いかがでしょうか。
 
(次回は、「入園、入学を迎えたお母さん方へ」についてお話しましょう)

【本メールマガジンは、「私家版 情操教育歳時記 日本の年中行事と昔話 
情操豊かな子どもを育てるには 上・下 藤本 紀元 著」をもとに編集、
制作したものです】

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